アスパラガスの旬の時期はいつ頃か知っていますか？
旬の野菜は特においしくて栄養価も高いと言われていますよね。
アスパラガスの旬は春から夏にかけてです。
今回は、アスパラガスの旬の時期やおすすめの食べ方、栄養などについて紹介します。
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アスパラガスの旬の時期は4月から6月！
アスパラガスはハウス栽培もされているので年中出回っていますよね。
また輸入アスパラもあるので、1年中いつでも手に入れることができます。
旬のアスパラガスの出回り時期は3月頃から8月頃までです。
特に多いのは4月・5月・6月。
本来の旬である春から夏にかけては、露地栽培のものも多く出荷されています。
旬のアスパラガスの中でも、特に出始めは甘みが強いと言われているので、春先のアスパラガスがおすすめです。
アスパラガスの産地は、出荷量が多い順に、北海道、佐賀県、熊本県、長崎県、福岡県、栃木県、山形県となっています（作物統計調査 / 作況調査（野菜） 確報 令和３年産野菜生産出荷統計）。
アスパラガスの出始めの頃は佐賀県など九州産のものが多く、夏に近づくにつれ山形県産や北海道産のものが増えていきますよ。
グリーンアスパラガスの旬の時期
アスパラガスにはいくつか種類がありますが最も定番なのはグリーンアスパラガスです。
グリーンアスパラガスの旬の時期は、5月中旬～6月です。
ホワイトアスパラガスの旬の時期
アスパラガスといえば、ホワイトアスパラガスもありますよね。
日本では缶詰のものが多く、生のホワイトアスパラガスは限られた時期にしか見られません。
ホワイトアスパラガスの旬の時期は、4月下旬～6月中旬頃となっています。
アスパラガスの品種にはどんな種類がある？
アスパラガスといえばグリーンアスパラガスが主流で、他にはホワイトアスパラガスもありますが、他にどんな品種があるのでしょうか？
ここでは、アスパラガスの種類を紹介します。
グリーンアスパラガス
定番のグリーンアスパラガスにも様々な品種があります。
有名なのは、「さぬきのめざめ」という香川県生まれの大型のアスパラガス。
また、長さ10cmほどで早めに収穫したアスパラガス「ミニアスパラガス」もあります。
珍しいアスパラガスとしては、「アスペルジュ・ソバージュ」というものも。
フランスやイタリアでよく食べられているアスパラガスで、「アスパラ・ソバージュ」や「ワイルド・アスパラガス」とも呼ばれています。
ホワイトアスパラガス
ホワイトアスパラガスは、グリーンアスパラガスを育てる過程で、日光を遮って栽培します。
日光を当てないことで白いアスパラガスになるわけですね。
栄養価はグリーンアスパラガスには劣りますが、柔らかく食べやすいのが特徴です。
紫アスパラガス
紫がかった色の「紫アスパラガス（パープルアスパラガス）」もあります。
日本でも初夏から夏にかけて出回っています。
紫色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンの色です。
アスパラガスに含まれる栄養
アスパラガスは、ビタミンが豊富で、カリウムも多く含む野菜です。
アスパラガスに特徴的な栄養素としては、アスパラギン酸とルチンが挙げられます。
アスパラギン酸
アスパラギン酸とはアミノ酸の一種です。
利尿作用や、疲労回復の効果があると言われています。
ルチン
ルチンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。
生活習慣病の予防や改善に効果が期待できると言われていますよ。
おいしいアスパラガスの選び方
おいしいアスパラガスはどのように見分ければ良いのでしょうか？
アスパラガスを選ぶ時には、太さが均一で、穂先がしっかりしまっているものを選んでください。
アスパラガスの鮮度を見るには切り口をチェックするのもおすすめです。
切り口が変色しておらず新鮮なものを選んでください。
グリーンアスパラガスの場合は緑色の濃さも目安になりますよ。
アスパラガスのおいしい食べ方レシピ
旬のアスパラガスをおいしく食べるにはどのようなレシピがあるのでしょうか？
最もおすすめなのはソテーです。焼くことで、甘みが強く感じられます。
また、おいしく食べるポイントとしては、下処理でしっかりスジを取り除くこと。
せっかくの旬のアスパラガスですから、しっかり下処理していただきましょう。
アスパラガスの下処理
アスパラガスはスジが残っていると食感が損なわれ、おいしさも半減してしまいますよね。
スジを取り除くには、硬い部分を折ってしまうか、表面をピーラーでむくかの2つの方法があります。
アスパラガスの両端を持って力を加えると、筋の境目でポキンと折れます。
この方法なら、簡単にスジを取り除くことができますよ。
アスパラガスを折ってしまうのがもったいないと感じる方は、ピーラーで皮を剥くのがおすすめ。
皮を剥く場合も、両端を持って力を加えてみて、折れそうな部分がどこか確認してみてください。
その部分より下をピーラーで向けば、スジの部分を取り除くことができますよ。
【絶品】アスパラガスのソテー
アスパラガスは、焼くことで甘みを感じやすくなります。
- アスパラガスと少量の油をフライパンに入れ、全体に油がまわるように和える
- 強火にかけ、3分ほど（動かさずに焼き目をつける）
- ひっくり返して30秒～40秒焼く
- 塩をひとつまみ振って完成
しっかり油をまとわせることで、ジューシーな仕上がりになりますよ。
【定番】ゆでアスパラガス
定番のゆでアスパラガスは、少量の水でさっとゆでるのがコツです。
ゆですぎると食感が損なわれてしまいます。
- アスパラガスが入るサイズのフライパンor鍋でお湯を沸かす
- 沸騰したらアスパラガスを入れ30～40秒茹でる
- すぐにざるにあげる
塩を振ったりマヨネーズをつけたり、お好みの味付けで召し上がってください。
細いアスパラガスなら早めに、太いアスパラガスなら遅めに引き上げてくださいね。
アスパラガスの保存方法
アスパラガスの保存方法は、冷蔵・冷凍の2種類があります。
冷蔵保存は保湿してから
冷蔵保存する場合は、乾燥しないよう保湿してください。
湿らせたキッチンペーパーでくるんでから密閉袋に入れて保存します。
1週間程度は保存可能です。
冷凍保存は生のまま・茹でてから両方OK
冷凍保存は、生のままでも茹でてからでも可能です。
茹でてから保存する場合は固めに茹でて、水分はしっかり切ってから保存してくださいね。
いずれの場合も、カットしてから冷凍すると炒めものなどにそのまま使えて便利です。
なるべく空気に触れる面積を少なくするため、食品用ラップでぴっちり包んでからフリーザーバッグに入れてください。
フリーザーバッグを閉じる際には、しっかり空気を抜きましょう。
まとめ
アスパラガスは、旬の時期はとくに甘く、風味が強くなります。
グリーンアスパラガスのほかにも種類によって味や食感に違いがあり、さまざまな楽しみ方ができますよ。
保存もしやすい野菜なので、旬で安い時期にまとめ買いするのもおすすめ。
ぜひ、旬のアスパラガスを存分に楽しんでくださいね。
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