【2023年10月】かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

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【2023年】カニが美味しい旬の時期と種類・特徴について! 食べ物の知識

ふるさと納税の返礼品で人気のある食べ物といえば「かに(蟹)」です。
ただ、かに(蟹)を食べたいけど

「かに(蟹)の旬の時期っていつなの?」
「かにの種類や特徴ってどんなのがあるの?」
って思っていませんか?

かに(蟹)は種類によって、それぞれ旬の時期や味が違います。

この記事では、かに(蟹)の旬の時期や種類・特徴・美味しい食べ方をまとめています。
是非、かにを食べる時の参考にしてください。

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かに(蟹)の種類について

かに(蟹)の種類

カニの種類は世界中で約6,000種類といわれていて、食用として食べられているものも沢山あります。
その中でも日本でよく食べられているのが「ズワイガニ」「毛がに」「タラバガニ」「花咲がに」の4種類になります。

カニの種類によって美味しく食べられる旬の時期や味が違うので、カニを美味しく食べたいのなら、それぞれの特徴を知ることが大事になってきます。

ズワイガニの美味しい旬の時期や種類・特徴

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

ズワイガニは日本海からオホーツク海、ロシア東岸、ベーリング海、カナダ沖などに生息していて、日本では兵庫、鳥取、福井、石川、新潟などの日本海側で水揚げされる事が多いです。

もちろん、北海道でも水揚げされるのですが、日本海側で獲れるものとは旬の時期が異なります。

ズワイガニの美味しい旬の時期

ズワイガニを美味しく食べれる旬の時期は、一般的には11月〜翌年3月とされています。ただ、細かくいうと、獲れる時期や地域で若干異なります。
大きく分けると北海道で獲れるものと、日本海側で獲れるものとで分かれます。

  • 日本海側・・・11〜翌年3月
  • 北海道 ・・・4〜5月

さらに、日本海側で獲れるもので雄と雌とでも旬の時期が違ってきます。

  • 雄・・・11〜翌年3月
  • 雌・・・11〜翌年1月

このようにズワイガニは獲れる地域や雄・雌で旬の時期が違うので覚えておきましょう。

ズワイガニの名産地

日本のズワイガニの名産地は兵庫県と鳥取県が2大産地といわれています。「カニ=北海道」と思うかもしれませんが、ズワイガニに関しては2018年時点で兵庫県が日本の漁獲量1位となっています。

兵庫県以外の名産地は以下の通りです。

  • 鳥取
  • 石川
  • 福井
  • 新潟
  • 北海道

また、ズワイガニは広い範囲で水揚げされるので、地域によって呼び名がかわり、それぞれブランド化されています。

  • 兵庫県・・・「香住ガニ」「柴山ガニ」「津居山ガニ」「浜坂ガニ」「コッペガニ」
  • 鳥取県・・・「鳥取松葉ガニ」「コッペガニ」「親蟹」
  • 石川県・・・「加能ガニ」「香箱ガニ」
  • 福井県・・・「越前ガニ」
  • 京都府・・・「間人ガニ」
  • 島根県・・・「隠岐松葉ガニ」「コッペガニ」

ズワイガニの美味しい食べ方3選!

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

ズワイガニの美味しい食べ方には、刺身・焼き物・鍋物・蒸し物など種類豊富にあります。どんな食べ方をするか迷っていしまいますよね?ここでは、ズワイガニの美味しい食べ方を3つご紹介します。

ズワイガニの鍋

ズワイガニのおすすめの食べ方はズバリ鍋です。カニの旨みや出汁を残さず楽しめるのでおすすめです。コツとしては薄めの出汁にすると、カニの旨みも存分に楽しむ事ができます。

締めでカニ雑炊にすると、更にカニの身や旨みを楽しめます。

ズワイガニのバターしょうゆソテー

ズワイガニの脚(むき身)をバターと一緒に火にかけ、表面がひと回り小さくなったら更にバターとしょうゆを加えてカニに絡めたら出来上がり。

手順は簡単ですが、カニに絡んだバターとしょうゆの味がたまりません。

ゆでズワイガニ

さっと洗ったズワイガニを丸ごと茹でて、キッチンバサミで解体します。そのまま食べても塩味が効いていて抜群に美味しいです。

味に変化をつけたいならレモン汁や甘酢をかけると、更にカニを楽しむ事ができるでしょう。

毛がにの美味しい旬の時期や特徴・種類

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

毛がには、甲羅や脚の体の表面に、柔らかくて短い毛が生えているのが特徴です。
他のカニに比べると丸くて小ぶりになります。

毛がには小ぶりなサイズでも、カニは味噌の量は大きいのと比べてもほとんど変わらないので、カニ味噌を目的とするなら、小ぶりなサイズの方がお得です。

毛がにの美味しい旬の時期

「毛がに」を美味しく食べれる旬の時期は、一般的には12月〜翌年2月とされています。

ただ、北海道では毛がにを水揚げする時期が地域によって異なるので、通年で食べる事ができ、そのときどきで旬の毛がにを食べることが可能です。

  • オホーツク海エリア・・・・・・・3〜8月
  • 根室・釧路・十勝エリア・・・・・1〜4月/9〜12月
  • 日高エリア・・・・・・・・・・・11〜翌年2月
  • 苫小牧・室蘭・長万部エリア・・・6〜8月
  • 宗谷エリア・・・・・・・・・・・1〜7月

毛がにの名産地

「毛がに」の名産地は北海道で、オホーツク海や太平洋側で水揚げされています。東北でも一部水揚げされているようです。

日本で毛がにの最も漁獲量が多いのが、宗谷エリアの北海道枝幸町です。

毛がにの美味しい食べ方3選!

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

毛がにの美味しい食べ方は茹でるのがおすすめです。濃厚な旨味が特徴である毛がには、茹でることによって、更に旨味・風味・甘みが増します。

他にも毛がにの脚にマヨネーズをのせて焼いたりなど、美味しいレシピがあります。

ゆで毛がに

毛がにのおすすめの食べ方はズバリゆでガニです。

毛がにの表面をしっかり洗って、沸騰したお湯に塩を加えて、甲羅を下にして茹でたら出来上がり。出来上がったら、水で締めながら汚れも落としていきましょう。

毛がにのマヨネーズのせ焼き

毛がにの脚(むき身)にマヨネーズをのせてオーブントースターで焼くだけ。とても簡単なレシピですが美味しいです。

毛がにのプリッとした脚にマヨネーズを足してオーブンで焼くと、旨味・甘味が増幅してやめられません。是非試してみてください。

毛がにの天ぷら

毛がには茹でてそのまま食べても美味しいですが、脚を使った天ぷらも絶品です。岩塩や柚塩などを使って食べると至福です。

タラバガニの美味しい旬の時期や特徴・種類

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

タラバガニは、通常のカニに比べて1対脚が少ないのが特徴です。
カニは本来全部で10本の足なのですがタラバガニは8本しかないのです。

通常のカニは4対の脚と1対のハサミをを持っていますが、タラバガニは3対の脚しかありません。
一番下の脚が退化して隠れてしまっているのです。
その分、脚の少なさを補うために、他の脚には身がぎっしり詰まっています。

タラバガニの美味しい旬の時期

タラバガニを美味しく食べれる旬の時期は、2回あることで有名です。

  • 4月〜6月
  • 11月〜翌年2月

タラバガニの旬1度目は流氷が去って、暖かくなる4〜6月です。

タラバガニは暖かくなると海岸近くまで上がってくる習性があるので、そのタイミングが漁の時期になります。
この時期のタラバガニは甘味があるのが特徴です。

2度目の旬は脱皮を繰り返し、成熟して身がぎっしり詰まっている大ぶりなカニになる11〜翌年2月になります。

タラバガニの名産地

タラバガニの名産地は北海道で主にオホーツク海で水揚げされています。
近年捕獲量が減少している為、日本で流通しているのはロシア産、カナダ産、アラスカ産がほとんどのようです。

国産である北海道のタラバガニは貴重となっています。

タラバガニの美味しい食べ方3選!

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

タラバガニはプリプリの肉厚食感で、この食べ応えが人気のポイントです。
美味しい食べ方は刺身、焼き、カニしゃぶ、バター焼き、天ぷらなど沢山あります。

カニしゃぶの後に、締めの雑炊なんかもおすすめです。

タラバガニのカニしゃぶ

4〜6月のタラバガニは、甘味があるのでカニしゃぶがおすすめです。
お出汁にカニの身をくぐらせて、甘みをたっぷり楽しみましょう。

締めで食べる雑炊も絶品でおすすめですよ。

タラバガニのグラタン

タラバガニの甲羅を使って、ホワイトソースで作るグラタンです。
カニのほぐし身やホタテの細切れなんかも入れると更に美味しいです。

視覚・味覚・嗅覚で楽しめる最高に美味しい1品です。

焼きタラバガニ

身が詰まってプリプリの肉厚食感である、11月〜翌年2月のタラバガニはジューシーな焼きガニがおすすめです。
香ばしい薫りもたまりません。

殻を下、身を上に置き、コンロや網などで焼いて出来上がり。
そのままでも美味しいのですが、レモン・醤油・ポン酢などを使っても美味しくいただけます。

花咲がにの美味しい旬の時期や特徴・種類

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

「花咲がに」は、大小のトゲと硬い甲羅で覆われているのが特徴のカニです。
生息域が狭く、水産資源保護の対象品目になっており、貴重な品種といえます。

他のカニに比べて濃厚な甘みとコクがあり、いい出汁もでるので汁物にしても美味しいです。

花咲がにの美味しい旬の時期

「花咲がに」を美味しく食べれる旬の時期は、7〜9月とされています。

水産資源保護の対象品目なので、わずかな期間だけの水揚げとなり、北海道以外で流通することはほとんどないようです。
その希少価値の高さからカニ通の人達からは「幻のカニ」と呼ばれているそうです。

花咲がにの名産地

「花咲がに」の名産地は北海道です。
生息域が狭く、北海道の中でも根室沖とその近海でしか獲れないカニとなっています。

根室市の花咲港は水揚げ地の1つで、毎年夏になるとカニ漁で賑わうのが有名です。
花咲がには、昆布が多く生息する海域で獲れることから「昆布ガニ」とも呼ばれています。

花咲がにの美味しい食べ方3選!

かに(蟹)が美味しい旬の時期と種類・特徴について!

「花咲がに」は、濃厚な旨みとコクが特徴になります。
美味しい食べ方は炙る、蒸す、汁物にするのがおすすめです。

焼きすぎるとジューシーさがなくなり、パサパサになるので注意が必要です。

花咲がにの鉄砲汁

鉄砲汁とは蟹(かに)の入った味噌汁のことです。
味噌汁を作る要領で作れるので簡単です。

北海道味噌との相性も抜群なので、是非、花咲がにと北海道味噌を使った鉄砲汁を作ってみてくださいね。

花咲がにの炊き込みご飯

作り方は普通の炊き込みご飯と一緒です。
具材に「花咲がに」を入れるだけなのですが、出汁がでてもの凄く美味しいです。

「花咲がに」の旨み・風味・コクをギュッと詰め込んだ、炊き込みご飯は美味しくて格別の味です。

焼き花咲がに

「花咲がに」は焼いて食べても美味しいです。
ジューシーで食べ応え抜群、噛めばかむほど味がしみてきますよ。

ただ、焼きすぎてしまうとジューシーさがなくなり、パサパサになってしまうので注意が必要です。希少価値の高い蟹(かに)をダメにするのはもったないですよ。

まとめ

かに(蟹)の美味しく食べられる旬の時期

こちらの記事では、日本でよく食べられている「ズワイガニ」「毛がに」「タラバガニ」「花咲がに」の4種類について解説しました。

それぞれに旬の時期や特徴・種類があり、美味しい食べ方がありました。
是非、返礼品を選ぶ時の参考にしてみて下さい。

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