【徹底比較】じゃがいもの種類15個をタイプ別に比較!旬の時期やおすすめ調理法も紹介

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【徹底比較】じゃがいもの種類15個をタイプ別に比較!旬の時期やおすすめ調理法も紹介 食べ物の知識

肉じゃが、カレー、ポテトサラダなど、年中食卓にあがるじゃがいも。
南米が原産の野菜ですが、日本でもとてもメジャーな野菜です。

ほくほく食感の「男爵」、煮崩れしにくい「メークイン」という2大品種のほかにも、国内で生産されているじゃがいもは15〜20品種あります。それぞれ特徴や用途が違っています。

今回は、日本産のじゃがいもをほくほく系、煮崩れしにくい系、その他・中間種の3つにわけて、じゃがいもの品種を紹介します。

それぞれの特徴やおすすめのメニューもまとめましたので、是非参考にしてみてください。

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【ほくほく系】じゃがいもの種類5つ

ほくほく系のじゃがいもは、でんぷん量が多く粉質を強く感じる舌触りです。
今回は、「男爵」、「キタアカリ」、「アンデスレッド」、「トヨシロ」、「ジャガキッズパープル」の5品種を紹介します。

男爵

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出典:日本いも類研究会

ややつぶれた球形をしていて、ゴツゴツしています。
一年を通して収穫量に波がなく、とてもメジャーな品種で全国のじゃがいもの20%以上を占めます。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:一年中
  • おすすめの調理法:粉吹き芋、コロッケ、ポテトサラダ

キタアカリ

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出典:日本いも類研究会

男爵いもを品種改良した品種で、1988年に登録されました。
色や形は男爵とよく似ています。果肉は粉質で、男爵とよく似ていますが男爵よりも甘味が強いと言われています。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:9月〜12月
  • おすすめの調理法:じゃがバター、粉吹き芋、ポテトサラダ

アンデスレッド

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出典:日本いも類研究会

当初は「ネオデリシャス」と呼ばれていたそうですが、栽培地である岡山県で「アンデス赤」と呼ばれていた事からこの呼び名が定着しました。
1番の特徴はさつまいものように紅い皮です。果肉は鮮やかな黄色をしています。粉質でなめらかな舌触り、甘味が強いのも特徴です。

  • 主な産地:岡山・九州地方
  • 旬の時期:4月〜6月、9月〜12月初旬
  • おすすめの調理法:ポテトサラダ、フライ、ジャーマンポテト

ジャガキッズパープル

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出典:日本いも類研究会

麒麟麦酒株式会社が1990年に研究・開発したアンデスレッドを品種改良した品種です。
ジャガキッズパープルは、アンデスレッドにくらべて芽が浅いのが特徴。
皮は濃い紫色をしていますが、果肉は薄い黄色で加熱しても変色がありません。
ほくほくとじゃがいもの旨味を感じられる品種です。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:4月〜6月、9月〜12月初旬
  • おすすめの調理法:ポテトサラダ、フライ、コロッケ

トヨシロ

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出典:日本いも類研究会

1976年に登録された歴史のある品種です。皮の色は黄色みがかっていて、果肉の色は白。
収穫量が豊かで果肉が白いことから「トヨシロ」と名付けられたそうです。

  • 主な産地:北海道、関東地方
  • 旬の時期:9月頃
  • おすすめの調理法:ポテトチップス、フレンチフライ、マッシュポテト

【煮崩れしにくい系】じゃがいもの種類5つ

煮崩れしにくい系のじゃがいもは、でんぷん量が少なく、なめらかな舌触りです。
中には甘味が濃厚なものも。
今回は、「メークイン」、「とうや」、「レッドムーン」、「ノーザンルビー」、「はるか」の5品種を紹介します。

メークイン

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出典:日本いも類研究会

大正時代に導入された歴史ある品種です。日本のじゃがいも二大品種のひとつ。
形は長楕円形で皮はつるつるしています。芽が少ないのも特徴です。

  • 主な産地:北海道、熊本、鹿児島
  • 旬の時期:一年中
  • おすすめの調理法:カレー、シチュー、肉じゃが

とうや

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出典:日本いも類研究会

北海道で生まれた品種。洞爺湖にちなんで名付けられました。
球形か長球形で、比較的大きなサイズのものが多いです。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:9月〜1月
  • おすすめの調理法:カレー、シチュー、肉じゃが、その他煮込み料理

レッドムーン

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出典:日本いも類研究会

1番の特徴は紅い皮です。形は楕円形で果肉もメークインと同様に粘質であることから、「紅メークイン」とも呼ばれています。
黄色の果肉部分は、さつまいものような甘味もあります。
特性上大量収穫には向かないため、家庭栽培に適しています。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:7月〜8月
  • おすすめの調理法:カレー、シチュー、肉じゃが、炒め物、ポタージュ

ノーザンルビー

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出典:日本いも類研究会

皮が赤紫色、果肉がピンク色のじゃがいもです。外観はまるでさつまいものようです。
ポリフェノールの一種である、アントシアニンを多く含みます。

特徴としてはメークインに似ていますが、加熱しても変色がないので、ピンクの果肉を活かした料理やお菓子作りにおすすめです。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:9~11月、4~5月
  • おすすめの調理法:チップス、ポタージュ

はるか

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出典:日本いも類研究会

1994年に長崎県で生まれた品種です。
皮が薄く表面はつるつるしています。芽の部分がほんのりピンク色になっているのが特徴です。
甘味があり、しっとり、なめらかな味わいがあります。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:9月〜5月
  • おすすめの調理法:カレー、サラダ

【その他・中間系】じゃがいもの種類5つ

ほくほく系にも煮崩れしにくい系にも属さない、中間の品種を紹介します。

今回は、「インカのめざめ」、「グラウンドペチカ(デストロイヤー)」、「タワラヨーデル」、「こがね丸」、「シンシア」の5品種を紹介します。

インカのめざめ

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出典:日本いも類研究会

重さが平均50gとこぶりの品種です。
肉質はやや粘質で、男爵系とメークイン系のちょうど中間くらい。

独特な風味があり、栗やさつまいもに似た甘味があります。
果肉の色がとても綺麗な黄色をしているので、色を活かした製菓にもおすすめです。

流通量が少ないので、見かけた時はぜひ試してみてください。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:9月〜11月
  • おすすめの調理法:サラダ、揚げ物、煮物、製菓

グラウンドペチカ(デストロイヤー)

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出典:じゃがいも博物館

とにかく見た目にインパクトのあるグラウンドペチカ、別名デストロイヤー。
皮は濃い紫色で、芽の周りだけさらに濃いピンクに染まっています。
どちらかというと、粉質のほくほく系の食味です。

サツマイモや栗に似た甘味があり、ほくほく系でありながら煮崩れもしにくいという万能選手です。

  • 主な産地:北海道、長崎県
  • 旬の時期:6月〜8月
  • おすすめの調理法:ホイル焼き、じゃがバター、フライドポテト

タワラヨーデル

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出典:日本いも類研究会

まが玉のような形で、皮は全体が赤,肉色は黄色でさつまいもによく似ています。
熟成させるとねっとりとした甘味が増します。

  • 主な産地:長崎県
  • 旬の時期:6月〜8月
  • おすすめの調理法:ポテトサラダ、コロッケ、マッシュポテト、

こがね丸

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Unicode

出典:日本いも類研究会

フライに適正のあるこがね丸。でんぷん量が多く、ホクホクとした食感を楽しめます。
通常、男爵などのほくほく系のじゃがいもは粉質で煮崩れしやすいという特性がありますが、こがね丸は崩れて溶けるという事がありません。

  • 主な産地:北海道
  • 旬の時期:6月〜7月
  • おすすめの調理法:ポテトフライ、ポテトサラダ、コロッケ、ガレット

シンシア

【徹底比較】じゃがいもの種類15個をタイプ別に比較!旬の時期やおすすめ調理法も紹介

出典:日本いも類研究会

フランス生まれの品種。表面はつるつるとしていて、芽も少なく外観はメークインに似ています。
果肉の色は淡い黄色で、ホクホクでもねっとりでもなく、ちょうど中間くらいです。
煮崩れや変色しにくく、煮込み料理におすすめですがコロッケにしても美味しいです。
バターや生クリームとの相性が良いので是非試してみてください。

  • 主な産地:北海道、青森県
  • 旬の時期:6月〜7月
  • おすすめの調理法:洋風煮込み料理、コロッケ、じゃがバター、グラタン

まとめ

今回は、じゃがいもの種類について、「ほくほく系」と「煮崩れしにくい系」、「その他・中間系」に分けて15種類紹介しました。

じゃがいもの見た目、食味や適した料理など、品種によってさまざまな違いがある事がわかりました。

マイナビふるさと納税では、じゃがいもの返礼品ももらうことができます。
産地直送の新鮮なじゃがいもを、是非一度チェックしてみてくださいね。

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