あまおうの旬や食べ方は?特徴や名前の由来、産地などについても紹介

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食べ物の知識

「あまおう」は、日本で栽培されているイチゴの品種のひとつで、その甘さと風味の良さから人気を集めています。

今回は、あまおうの旬や食べ方、特徴や名前の由来、そして主な産地について紹介します。

あまおうの魅力に触れて、美味しい食べ方を見つけてみましょう。

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あまおうの旬は11月~5月

あまおうの旬は11月から5月で、もっとも多く出回る時期としては3月~4月ごろです。

ビニールハウスで栽培するため、旬の時期はけっこう長いんですね。

クリスマスシーズンにはいちごの需要も増えるため、真冬にも関わらず多くのいちごが流通しています。

栽培技術の向上により1年中収穫が可能ですが、もっともよく出回り価格も安定するのは春だと言えるでしょう。

あまおうの選び方

あまおうはブランドいちどとして品質管理が徹底されており、3段階のグレードに分けて販売されています。

  • EX:エクセレント
  • DX:デラックス
  • G:グランデ

エクセレントがもっとも上位のグレードで、全体の数%しか取れない希少ないちごです。

当然、グレードが高いほど高額になります。

あまおうは高品質ないちごなのでグランデでも十分おいしいのですが、機会があればデラックスやエクセレントのあまおうも食べてみたいですね。

店頭で購入する際には、ヘタのギリギリまで赤く、表面にツヤがあるものを選ぶと良いですよ。

あまおうの保存方法

あまおうは比較的日持ちするいちごで、4~5日程度であれば、冷蔵庫に入れておくだけでも大丈夫です。

とはいえ保存状態が悪いと味が落ちてしまいます。

毎日少しずつ食べたい場合など、なるべく長持ちさせたい場合は以下のポイントを守ってください。

  • 傷んでいるものは取りのぞいて早めに消費
  • 冷蔵庫に入れる
  • ヘタを下にして並べる
  • 水洗いするのは食べる直前に
  • 水洗い後にヘタを取る

傷んでいるものがあるとそこから傷みが広がってしまうので、先に取り除いておき、早めに食べてしまいます。

また、常温で置いておくと植物なので呼吸をして、甘みが減ってしまいます。必ず冷蔵庫で低温保存してください。

できれば、保存容器にキッチンペーパーを敷き、ヘタを下にして1つずつ離して並べると、より長く保存できます。重ねてはいけません。

アルミホイルなどで仕切りを作るのもおすすめです。

水洗いしてしまうと傷みが早くなるため、食べる直前に洗います。

ヘタをカットすると断面から栄養分が流れてしまうので、水洗いしてからカットするのがおすすめですよ。

あまおうは冷凍保存できる

丁寧に保存すれば1週間~10日間はもつと言われていますが、それ以上の期間保存したい場合は冷凍しましょう。

水洗いしてヘタを落とし、フリーザーバッグなどに入れて保存します。

ジャムなどの加工品にする

高級なあまおうをジャムにしてしまうのはもったいない気もしますが、食べきれないほどいただいた場合などは、傷む前に加工しましょう。

あまおうの重量を測り、同量の砂糖と鍋に入れ、煮詰めていきます。

お好みの状態になったら火からおろし、粗熱をとってから保存します。

煮沸消毒をした瓶なら数か月保存することもできますし、冷凍しておくこともできますよ。

あまおうの食べ方

あまおうは、生で食べるのがもっともおいしい食べ方ですが、ちょっとしたポイントがあるんですよ。

それは、「ヘタ側から食べること」。

いちごは、先端がもっとも甘くておいしいですよね。

ヘタ側のあっさりしている部分から食べると、最後に濃厚な甘みにいきついて、その余韻を楽しむことができますよ。

お菓子やジャムを作るのももちろんOKです。

あまおうは甘みが強いので、甘いカスタードクリームもよく合います。

冷凍保存しておけば少しずつスイーツ作りにも使えますよ。

あまおうの名前の由来

「あまおう」の名前は、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字からとったものです。

「甘いイチゴの王様になるように」という願いが込められているのだとか。

たしかに、今やあまおうと言えばイチゴの王様というイメージがありますよね。

登録商標は「あまおう」ですが、ブランド名としては「博多あまおう」という名前が付けられていますよ。

あまおうの産地は福岡県

「博多あまおう」という名の通り、あまおうは福岡県出身のいちごです。

昔からあった福岡のイチゴ「とよのか」を使って開発されました。

あまおうは2005年に登録品種となり、2035年までは福岡県内でしか栽培できないことになっています。

福岡県内でしか栽培できないという点もブランド力を高める要因になっているんですね。

あまおうの特徴やほかのイチゴとの違いは?

あまおうの特徴は、やっぱり「あまい・まるい・おおきい・うまい」ことです。

いちごは先端がもっとも甘くておいしいと言われますが、あまおうはその先端部分が丸くて大きいですよね。

先端が大きいということは、甘くておいしい部分が多いということでもあります。

また、見た目の良さもあまおうの特徴です。

鮮やかな赤色で、味も甘みと酸味のバランスが良く濃厚な味わいとなっています。

まとめ

あまおうは、今やイチゴの王様として、有名なブランドいちごになりました。

甘くておいしいのはもちろんのこと、品質が安定しているのでいつどこで買ってもハズレがないのも魅力ではないでしょうか。

グレードがあるので、高級なものから比較的手頃なものまでありますし、旬の時期にはぜひ、食べてみてくださいね。

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