【2023年10月】うなぎの栄養成分一覧表!疲労回復や美容効果について解説

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食べ物の知識

「うなぎは栄養満点!」と言われることがありますが、その理由や具体的な栄養成分について知っていますか?
今回は、うなぎの栄養成分一覧表を紹介しながら、疲労回復や美容効果についても解説していきます。

うなぎがどのように身体に良い影響を与えるのか、ぜひ参考にしてみてください。

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うなぎにはどんな栄養成分が多い?

うなぎの栄養成分一覧表!疲労回復や美容効果について解説

うなぎにはさまざまな栄養が含まれているのですが、特に優れている点を紹介しましょう。

ビタミンAが豊富

うなぎには、100gあたり2400μgのビタミンAが含まれています。

ビタミンAの摂取基準量は1日あたり700~900μgなので、うなぎにはかなりの量が含まれていることがわかりますね。
ただ、ビタミンAは脂溶性ビタミンで過剰摂取の問題もあるので、毎日のようにうなぎを食べる、というのはよくありません。

DHA・EPAが豊富

サバなどの青魚に豊富なDHAやEPAは、うなぎにも豊富に含まれています。
蒲焼き100gあたりに、DHA1,950mg、EPA1,125mgが含まれているんですよ。

DHAとEPAは不飽和脂肪酸の一種で、不足しやすい栄養素でもあります。

DHAとEPAを含むn-3系脂肪酸は、1日あたり1.6mg~2.1mgが目安量なので、うなぎを食べるだけでクリアできることになります。

ビタミンB群が豊富

うなぎにはビタミンB1やB2といったビタミンB群も豊富です。
100gあたり、ビタミンB1が0.37mg、ビタミンB2が0.48mgとなっています。

1日の摂取目安量は、ビタミンB1が0.9~1.4mg、ビタミンB2は1.0~1.6mgです。

たんぱく質が豊富

うなぎは100gあたり17g程度のたんぱく質を含んでいます。

たんぱく質の1日あたり摂取目安量は、体重を基準に考えます。50kgの人であれば50g~100g、60kgの人であれば60g~120gが目安です。

一気に摂っても吸収されないので毎食まんべんなく摂ることが重要で、うなぎ100gなら17gのたんぱく質が摂取できますよ。

うなぎの疲労回復や美容の効果は?

うなぎの栄養成分一覧表!疲労回復や美容効果について解説

うなぎに多く含まれる栄養素から、疲労回復効果があるとか、美容効果があると言われることがあります。
土用の丑の日に食べて夏バテ防止、なんていうことも言われますね。

もちろん、うなぎは食品であって薬ではないので、劇的に体調が改善するとか、たちまち美肌になる、といったものではありません。
でも、身体にとって必要な栄養素がたくさんとれて、疲労回復や美容にも良い効果が期待できる部分はありますよ。

たとえばビタミンB1とB2は疲労回復に良いと言われる栄養素ですし、DHAやEPAは脂質の中でも「良質な脂」と言われ、美容のためにも積極的に摂取したい脂質です。
夏バテ防止にも良いとされていますが、寒い時期のうなぎも脂が乗っておいしいですし、1年を通して栄養価は高い魚なので、機会があればぜひ食べたいですね。

食べ過ぎるとビタミンAの過剰摂取だけ少し心配ですが、基本的には一気にたくさん食べるような食材ではないので、心配はいらないでしょう。

うなぎの栄養成分一覧表

うなぎの栄養成分一覧表!疲労回復や美容効果について解説

うなぎにはほかにもさまざまな栄養成分が含まれています。
100gあたりのカロリー・たんぱく質・脂質・炭水化物は以下の通りです。

  • エネルギー:228kcal
  • たんぱく質:17.1g
  • 脂質:19.3g
  • 炭水化物:0.3g

その他の栄養素を含む、すべての栄養成分の詳細は以下の表の通りです。

成分名 単位
廃棄率 25 %
エネルギー 228 kcal
947 kJ
水分 62.1 g
たんぱく質 アミノ酸組成によるたんぱく質 14.4 g
たんぱく質 17.1 g
脂質 脂肪酸のトリアシルグリセロール当量 16.1 g
コレステロール 230 mg
脂質 19.3 g

利用可能炭水化物 利用可能炭水化物(単糖当量) -0.3 g
利用可能炭水化物(質量計) -0.3 g
差引き法による利用可能炭水化物 6.2 g
食物繊維総量 0 g
糖アルコール g
炭水化物 0.3 g
有機酸 g
灰分 1.2 g

ナトリウム 74 mg
カリウム 230 mg
カルシウム 130 mg
マグネシウム 20 mg
リン 260 mg
0.5 mg
亜鉛 1.4 mg
0.04 mg
マンガン 0.04 mg
ヨウ素 17 μg
セレン 50 μg
クロム 0 μg
モリブデン 5 μg

A

レチノール 2400 μg
α−カロテン 0 μg
β−カロテン 1 μg
β−クリプトキサンチン 0 μg
β−カロテン当量 1 μg
レチノール活性当量 2400 μg
ビタミンD 18 μg

E

α−トコフェロール 7.4 mg
β−トコフェロール 0 mg
γ−トコフェロール 0.1 mg
δ−トコフェロール 0 mg
ビタミンK 0 μg
ビタミンB1 0.37 mg
ビタミンB2 0.48 mg
ナイアシン 3 mg
ナイアシン当量 5.3 mg
ビタミンB6 0.13 mg
ビタミンB12 3.5 μg
葉酸 14 μg
パントテン酸 2.17 mg
ビオチン 6.1 μg
ビタミンC 2 mg
アルコール g
食塩相当量 0.2 g

参考:魚介類/<魚類>/うなぎ/養殖/生 – 01.一般成分表-無機質-ビタミン類-文部科学省「食品成分データベース」

まとめ

うなぎは栄養満点の食材で、だからこそ夏バテ防止としても重宝されているんですね。

ビタミンAやB群、それからDHA・EPA、たんぱく質など、栄養豊富で不足しがちな栄養素も補えるのがうなぎの魅力です。

疲労回復や美容にも良い効果が期待できるので、機会があればおいしくいただくようにしましょう。

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