「炊いたご飯を保存するのはどの方法が一番いいの?」
「お米はどこで保存していつまでに使えばいい?」
ご飯やお米の保存方法についてどうするのが正解なのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。とくに、夏の時期は食中毒などに気を使いながら保存しなくてはいけません。
この記事では、下記の内容をお伝えします。
- 炊いたご飯の保存方法
- お米の保存方法
- ご飯を保存して美味しく食べるためのポイント
正しい保存方法を知ることで、美味しくないご飯を食べる不満から解消されます。
普段からご飯やお米の保存方法に迷っている方は、ぜひご覧ください。これからは食中毒にも配慮した保存方法で、保存したご飯も美味しく食べられるようになります。
炊いたご飯ってどのくらいもつの?保存できる期間
いつもご飯を炊いた後にどうやって保存しようか迷っていませんか?
とくに気になるのが夏場のご飯の保存だと思います。
どうやって保存するのがいいのか、どのくらいの保存期間大丈夫なのか気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで、下記の項目に分けて紹介します。
- 常温保存では数時間が限度
- 炊飯器で保存しているご飯は約24時間
- 冷蔵庫で保存した場合は半日から1日程度
- 冷凍ご飯の場合は約1ヵ月
それぞれ、知っておくと普段の生活に役立つ情報なのでぜひご覧ください。
常温保存では数時間が限度
朝炊いたご飯をお弁当にもっていく程度の数時間が限度だと思ったほうがいいでしょう。
炊いてすぐのご飯では、菌の増殖もないので、問題ありません。しかし、時間がたつにつれて、菌が増殖し毒素を排出します。長時間常温で放置したご飯を食べると食中毒を起こす恐れがあるので、注意が必要です。
とくに夏場は、気温の関係で菌が増殖する速度が速まる可能性があるので、気をつけましょう。
お弁当としてご飯を持っていくときは、下記のポイントを意識してください。
- 冷ましてからお弁当箱に詰める
- 抗菌シートを使う
- 梅干しを入れる
- 保冷剤を活用する
また、家庭で保存しておきたいときには、なるべく常温での保存は避けるようにしましょう。
炊飯器で保存しているご飯は約24時間
炊飯器の保温機能を使うと、高温の状態が保たれるので24時間程度は日持ちします。ただし、炊飯器の性能にもよるので、取扱説明書などをしっかり読んで保存できる時間を把握するようにしましょう。
美味しく食べられるという意味では、炊飯後5〜6時間程度までがベストです。それ以上の時間がたってしまうと、ご飯の水分が抜けたり、黄色く変色して美味しい状態では食べられなくなってしまいます。
炊飯器で保存しているご飯も、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。
冷凍庫で保存した場合は半日~1日程度
実は、ご飯の保存に冷蔵庫はおすすめできません。なぜなら、でんぷんの「ベータ化」が起きるからです。
お米に含まれるでんぷんは、もともと硬くて水に溶けにくい状態です。水を加えて加熱することで柔らかくなり粘り気がでます。これがアルファ化で、アルファ化したでんぷんは美味しく消化吸収されやすくなります。
しかし、冷めると水分が抜けてきて、ベータ化の状態に戻ってしまうのです。ベータ化してしまうと、パサパサで美味しくない状態のご飯になってしまいます。
とくにベータ化になりやすい温度は、0〜4℃なので冷蔵庫での保存はベータ化しやすいといえます。腐る可能性は低くなりますが、常温や保存よりも味が落ちるのが早いです。腐る速度は遅くなるので、保存期間としては3日程度は大丈夫です。しかし、味の面で考えると、半日から1日程度と考えたほうがよいでしょう。
冷凍保存の場合は約1ヵ月
冷凍保存は約1ヵ月保存可能です。ただし、冷凍ご飯も1週間ほどで徐々に味が落ち始めるので、美味しくいただくにはなるべく早めに食べることをおすすめします。
とはいえ、余ったご飯の保存方法としては冷凍保存が一番おすすめの方法です。そこで、冷凍ご飯を美味しく食べる方法を、次の章で紹介します。
ご飯の美味しさを維持する保存方法は冷凍保存
常温や炊飯器での保存より長く、美味しく保存するには冷凍保存がおすすめです。
ここからは美味しくご飯を保存する冷凍の方法を紹介します。
- ご飯を保存容器に入れるかラップする
- 少量ごとに分けるのがポイント
- 粗熱が取れるまで冷やす
- 冷凍庫に入れる
順番に従って、保存していただければ美味しさを保ったまま冷凍保存が可能です。それぞれ、詳しくみていきましょう。
ご飯を保存容器に入れるかラップする
ご飯は保存容器がいいのか、ラップがいいのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
結論、どちらでも使いやすい方法で大丈夫です。
容器に入れる場合は、電子レンジが使える容器をえらぶようにしてください。また、ご飯を詰めすぎるとつぶれて触感が悪くなるので注意しましょう。
ラップする場合は、150g(一膳程度)くらいをラップの上にのせ、薄く広げていきます。均一に広げることで、解凍時の加熱ムラを防げます。ラップでぴったりと包んで保存袋に入れましょう。
少量ごとに分けるのがポイント
容器でもラップでも、1食分くらいの少量に分けるのがポイントです。
なぜなら、少量のほうが冷凍や解凍が速やかにできて、劣化を抑えられるからです。また、解凍時の加熱ムラも避けられます。
粗熱が取れるまで冷ます
ご飯はなるべく冷めて時間がたったものより、炊きたてご飯を冷凍するほうが美味しくいただけます。冷凍して保存しようと思うときは、なるべく炊いてから時間をおかないで冷凍するようにしましょう。
ただし、炊きたては熱いので、冷凍庫に入れる前に冷まします。ご飯を熱々のまま冷凍庫に入れると庫内の温度が上昇し、他の食材にも影響してしまうからです。
保存容器内の蒸気や水分も凍ってしまうので、ごはんが霜焼けになって味が落ちる原因になってしまいます。そのため、ある程度粗熱をとってから保存するようにしましょう。
冷凍庫に入れる
急速冷凍機能がある場合は、機能をつかって早く冷凍するのがおすすめです。速やかに冷凍したほうが、おいしく保存できるからです。
機能がない場合には、金属製のトレーに載せたり、アルミホイルで包んで冷凍庫に入れると早く冷凍できるので試してみましょう。熱伝導が良いものを活用して、冷凍にかかる時間を短縮します。
お米はどうやって保存している?保存方法を紹介
までは、炊いたご飯の保存方法について紹介してきましたが、お米はどうやって保存していますか?
お米は基本的に野菜などと同じ農作物なので、定められた保存期限や賞味期限はありません。ただし、精米後には空気に触れると酸化してしまうので品質は劣化してしまいます。
そのため、お米の袋を開封したら早めに食べきるのがおすすめです。高温多湿が苦手なので、夏場や梅雨時期はとくに注意するようにしましょう。目安は夏場で2〜3週間、冬場で1ヵ月程度です。
お米にも保存方法があるので、この機会に知っておくと美味しいご飯が食べられるようになります。
お米の袋には小さな穴が開いているので、袋のまま保存するのはあまりおすすめできません。袋のまま保存していると、カビや虫が発生する原因にもなってしまうので注意が必要です。
ここでは、お米の保管方法について下記の内容をお伝えします。
- お米の保存期限に明確な決まりはない
- 密閉できる容器に入れる
- 適切なお米の保存場所は冷蔵庫
- 冷蔵庫のお米を保存するならペットボトルがおすすめ
お米の保存方法も知っておくと、より美味しいご飯を食べられるようになるので一緒に知識を身につけていきましょう。
密閉できる容器に入れる
お米を保存するときは、密閉容器に入れることで虫の侵入を避けられます。また、虫の侵入を防ぐために、お米用虫よけや唐辛子を一緒にいれておくのもおすすめの方法です。
適切なお米の保存場所は冷蔵庫
お米の保存場所としておすすめなのが、冷蔵庫です。お米の保存には、常温保存はあまりよくありません。なぜならお米は、15度以下の涼しいところのほうが品質劣化の速度を遅らせることができるからです。
できれば、購入後はすぐに冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。とくに梅雨時期や夏場は冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵庫にお米を保存するならペットボトルがおすすめ
冷蔵庫にお米を保存する場合におすすめの容器は、ペットボトルです。
ペットボトルにお米を保存しておけば、冷蔵庫で横にして保存しても大丈夫で場所を取らないのでおすすめです。
方法は、しっかりと洗って乾かしたペットボトルに、じょうごを使ってお米を入れます。
ふたをしっかり閉めておけば横になっても大丈夫です。
お米を軽量するときにも、ペットボトルからお米を出すだけなので簡単で使いやすくなります。
お米はまとめ買いよりもこまめに購入がおすすめ
とくに梅雨時期や夏場のお米の保存には気をつけましょう。
しかし、冷蔵庫にもそれほど多くのお米は保存できない方も多いと思います。
そこで、おすすめする方法が、なるべくこまめに購入することです。
ふるさと納税でもお米は人気の返礼品となっています。
でも、一度にお米がくると保管場所や保存方法に困ってしまいませんか。
そこで、おすすめなのが次に紹介する定期配送してくれるお米の返礼品です。
おすすめの返礼品を紹介するので、ぜひご覧ください。
定期配送してくれるお米の返礼品7選を紹介
美味しくご飯を食べるためには、適量を定期的にとどけてくれるふるさと納税の返礼品がおすすめです。
そのなかでも、おすすめなものを全部で7つ紹介します。
各家庭によって家族構成も違うので、ご自宅に合わせた頻度と数量の定期配送を選ぶのがコツです。
紹介する返礼品は、下記の7つです。
- 秋田県由利本荘市:【無洗米】秋田県産ひとめぼれ 5kg 定期便7ヵ月
- 千葉県大網白里市:【無洗米】千葉県産コシヒカリ 5kg 定期6ヵ月
- 秋田県北秋田市 :【選べる配送時期】あきたこまち 10kg 定期便6ヵ月
- 熊本県 嘉島町 :【6回定期便】森のくまさん10kg(5kg×2)
- 秋田県 仙北市 :【白米】《定期便10ヵ月》秋田県産 あきたこまち 20kg
- 宮城県 大郷町 :[5ヵ月連続定期便] 令和4年産 ひとめぼれ 計7kg
- 秋田県 にかほ市 :《定期便》恋の舞 ササニシキ にかほ 精米 5kg 12ヵ月お届け
どれも、1回に発送される量や定期便の回数などバリエーションが豊富です。いろいろなバリエーションがあるので、ご家庭にあったスタイルの定期便が見つかると思います。
詳しく見ていきましょう。
1.秋田県由利本荘市:無洗米】秋田県産ひとめぼれ 5kg 定期便7ヵ月
秋田県由利本荘市のふるさと納税返礼品である秋田県産ひとめぼれは、粘りが強く、飽きのこない甘味とうまみが特徴です。
冷めても美味しく、優しい味わいでどのようなおかずにも合わせられるお米となっています。
お届け開始時期も選べて、お届け周期も調整可能なので家族のライフスタイルに合わせて調整できます。5kgの袋なので、保存場所にも困らないのがうれしいポイントです。
2.千葉県大網白里市:【無洗米】千葉県産コシヒカリ 5kg 定期6ヵ月
千葉県大網白里市のふるさと納税返礼品である無洗米こしひかりは、直接生産者さんから仕入れて、検査から精米まで行われています。精米したてのお米を配送してくれる仕組みです。
コシヒカリの「香り・粘り・甘味」の絶妙な三拍子が揃ったお米となっています。
1ヵ月ごとの計6ヵ月のお届けになります。
3.秋田県北秋田市:【選べる配送時期】あきたこまち 10kg 定期便6ヵ月
秋田県北秋田市のふるさと納税返礼品であるあきたこまちは、5kg×2袋の計10kgを6ヵ月定期便で届けてくれます。
あきたこまちは、粒感があり粘りはやや弱めであっさりした味わいです。冷めても美味しいお米なので、おにぎりやお弁当にも最適です。
お届け開始時期も選べます。毎回、精米したてを届けてくれます。
4.熊本県 嘉島町:【6回定期便】森のくまさん10kg(5kg×2)
熊本県嘉島町のふるさと納税返礼品である森のくまさんは少し気になるネーミングです。森のくまさんの由来は、森の都熊本で生産されたところからネーミングされています。
お米の専門家五つ星マイスターが厳選したお米で、味・粘り・弾力などのバランスが非常によいお米です。コシヒカリと日の光から開発された品種で、両方の魅力をしっかりと受け継いだ冷めてもおいしいお米となっています。
5kg×2の計10kgを6ヵ月定期便で届けてくれます。
5.秋田県 仙北市:【白米】《定期便10ヵ月》秋田県産 あきたこまち 20kg
こちらは、秋田県仙北市のふるさと納税返礼品です。秋田県産のあきたこまちを20kg(5kg×4)を10回の定期便で発送してくれます。家族が多い方や、お米の消費量が多い家族に向いている返礼品です。
本場のあきたこまちを定期便でいつでも食べられるのが魅力です。無洗米での発送も受け付けてくれているので、希望を伝えるようにしましょう。
周期調整の希望がある場合にも、メールまたは電話で受け付けてくれます。
6.宮城県 大郷町:[5ヵ月連続定期便] 令和4年産 ひとめぼれ 計7kg
こちらは、宮城県大郷町のふるさと納税返礼品で5ヵ月連続で7kgのお米を届けてくれます。
有機質肥料「郷の有機」を使用し、栽培期間中には化学農薬・化学肥料を従来の半分以下に減らし育てたお米です。「郷の有機」は、地元あさひな地区管内の和牛飼育農家からの堆肥をベースに、野菜くずや米ぬか、木炭、海藻類、カニガラ等を混合し、最適な条件で高温発酵させて作られた有機質肥料となっています。
7.秋田県にかほ市:《定期便》恋の舞 ササニシキ にかほ 精米 5kg 12ヵ月お届け
秋田県にかほ市のふるさと納税返礼品である恋の舞ササニシキにかほは、精米された5kgを連続12ヵ月届けてくれます。
このお米に使用しているのは、鯉のアラをぼかしにした堆肥です。もともと、ほかのお米に比べてもちもちした食感が少ないササニシキですが、甘味、旨味、さらに冷めても美味しいお米へと仕上がっています。
1ヵ月5kgを消費する家族であれば、12ヵ月定期で届けてくれるので1年間お米の購入をしなくて済むのもうれしいポイントです。
また、このほかにもマイナビふるさと納税では数多くのお米の返礼品を取り扱っています。返礼品をお米にしたいと考えている方は、ぜひ下記よりお米の返礼品を探してみてください。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
炊いたご飯の保存方法は、一番おすすめなのは冷凍保存です。なるべく美味しくたべたいのなら、炊きたてのご飯を早めに冷凍するのがポイントになります。
また、美味しいご飯を食べるためにはお米の保存にも気をつけましょう。虫などが発生しないように、密閉容器を選んだり、お米の虫よけを活用したりするのがおすすめです。
なるべく冷蔵庫で保存して、美味しい状態をキープしましょう。一度に購入せずにこまめに購入するほうが美味しく食べられます。
こまめな購入には、ふるさと納税の定期便がおすすめです。
家族の人数や消費するお米の量を考えてふるさと納税でお米にしてみるのはいかがでしょうか。ぜひ、マイナビふるさと納税で、気になるお米の返礼品を探してみてください。