あたたかくなってくると計画したくなるのがBBQ(バーベキュー)!
屋外の開放的な雰囲気のなかで、友達や家族と火を囲んで美味しい料理を食べる。
考えただけでもワクワクしますよね。
BBQの醍醐味は、自分たちで選んだお好みの食材を焼きたてで食べること。
どんな料理も美味しく楽しめますが、やるとなるとどんな食材を選んだらよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、BBQのおすすめ食材を紹介します。
失敗のないBBQの定番食材をはじめ、みんなが驚くような意外な食材と料理を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
【BBQ定番】肉類のおすすめ17選
まず初めはBBQの定番中の定番、BBQの主役といっても過言ではない「肉類」!
肉を焼くというだけでもテンションが上がりますが、焼き方や調味料、部位の違いで様々な楽しみ方ができる食材です。
BBQで使うような大きな肉類は、スーパーで売っていないこともしばしば。
ふるさと納税なら、地方の美味しいお肉が返礼品としていただけますよ。
それでは、肉の種類ごとの特徴とおすすめの食べ方を見ていきましょう。
牛肉
BBQには欠かせない「牛肉」。
厚切りのステーキからカルビやタンなど、どの部位でも手軽に焼くだけで美味しくいただけます。
他の肉に比べると高級になりますが、せっかくのBBQでは少し値段が高めな牛肉を選んでみてはいかがでしょうか。
ここで紹介する牛肉の部位はこちら。
- サーロイン
- ロース
- カルビ
- タン
では、牛肉の部位ごとのおすすめを紹介します!
サーロイン
ステーキで食べる事が多い牛肉の高級部位「サーロイン」。
霜降りのサーロインはジューシーで柔らかく、塩コショウをふりかけて焼くだけでも抜群の美味しさになります。
網で焼くよりも鉄板でじっくり火を通して焼くのがおすすめです。
ロース
肉の旨味が感じられる柔らかい部位で、焼肉の定番となっている「ロース」。
切りの肩ロースは焼き待ち時間も短く、手軽に食べられるのが特徴です。
分厚いリブロースは、サーロインと並ぶ人気の高い美味しい部位。
薄切りは網で手早く、厚いリブロースは鉄板でじっくり火を通して焼きましょう。
カルビ
こちらも焼肉の定番として有名な「カルビ」。
肉は霜降りで、特に脂が美味しい食べやすい部位です。
薄くカットしてあるものからタレに漬け込んであるものまで、味のバリエーションが幅広く、ハズレがないBBQの具材として人気があります。
脂が多いうえに漬け込んであるものは焦げやすいので、焼き加減を見ながら焦げないように気を付けて焼いてください!
タン
焼肉定番でありBBQで最も人気が高い部位が「タン」。
脂肪分が少なくビタミン豊富で、コリコリとした独特の食感が特徴の美味しい部位です。
焼肉のように薄切りのタンにネギを乗せて焼くのもよいですが、ジューシーな厚切りタンを、豪快に炭火で焼くのもおすすめです!
豚肉
牛肉と同様にBBQには欠かすことができない豚肉。
牛肉と比べるとリーズナブルでコスパも高いため、大人数でのBBQでは特に人気が高いです。
豚肉はしっかりと火を通す必要があるため、厚切りの豚肉は特に焼き加減に注意してくださいね!
ここでご紹介する豚肉の部位はこちらです。
- ロース
- バラ
- スペアリブ
- トントロ
こちらも部位ごとのおすすめを見ていきましょう。
ロース
きめが細かく赤身と脂身のバランスが良い「ロース」。
旨味があり食べ応えも抜群なロースは、そのまま焼いても豚肉の美味しさを感じられる人気の高い部位です。
薄切りのロースもよいですが、BBQでは厚く切ってポークステーキにするのがおすすめ。
スーパーなどで売っているトンカツ用の厚切り肩ロースを使うのもアリですよ!
バラ
赤身と脂身が層になっている「バラ」は、柔らかく脂の濃厚な旨味を楽しめる部位です。
そのまま焼けば、ジューシーな豚肉の旨味を味わうことができます。
薄切りのバラ肉の場合そのまま焼くだけでなく、野菜を巻いて焼いたり、タレに漬け込んで焼くなどバリエーションも豊かです。
スペアリブ
豚バラ肉のなかでも骨付きのものが「スペアリブ」。
濃厚でコクのある肉の旨味を味わえるのが特徴で、長時間加熱してもパサつきにくいのでBBQにはもってこいの部位です。
肉本来の旨味が詰まっていて美味しいだけでなく、なんといっても骨のまわりの肉にかぶりつくというワイルドな食べ方が最高ですよね。
トントロ
脂身が多く歯ごたえがある豚の希少部位「トントロ」。
焼肉でもおなじみの部位で、豚の頬から首の部分の肉になります。
別名「ピートロ」とも呼ばれるトントロは、ジューシーで美味しい脂の旨味が楽しめる人気の高い部位。
どんな調味料でも合いますが、脂が美味しいジューシーなトントロには「わさび」や「柚子胡椒」がおすすめです!
鶏肉
炭火で焼くことでプリプリとした食感とジューシーな味わいが楽しめる「鶏肉」。
柔らかくて食べやすい肉なので、BBQにおいても子供から大人まで幅広く人気があります。
豚肉同様、鶏肉もよく火を通す必要がありますので、火加減に注意して焼くようにしてくださいね。
ここで紹介する鶏肉の部位はこちら。
- モモ肉
- ムネ肉
- 手羽先
- その他の部位
では、部位ごとのおすすめを紹介していきましょう。
モモ肉
鶏肉の中でも一番の人気が皮付きの「モモ肉」。
鶏の旨味をしっかりと味わえる部位となっており、炭火で皮をパリッと焼いたモモ肉は絶品です。
骨付きのモモ肉もありますので、焼いたチキンレッグにそのままかぶりつくのも、BBQならではですよね!
ムネ肉
脂肪分が少ない「ムネ肉」もBBQでは人気の部位です。
モモ肉と比べると焼いたときに少しパサついた感じになるため、下味をよくつけるよう調味液に漬け込んでおくのがおすすめ。
タンドリーチキンなど様々なスパイスミックスが販売されていますので、前日から漬け込んで準備しておき、BBQで美味しく焼き上げましょう!
手羽先
炭火焼きのBBQで、非常に人気が高いのが「手羽先」。
塩コショウをふって炭火で焼くだけで、遠赤外線効果によって外の皮はパリッと中はジューシーな手羽先が味わえます。
香ばしく焼きあがった手羽先をおつまみにすれば、お酒がさらに美味しくなりますね!
その他の部位
スーパーには「砂肝」や「ぼんじり」なども売っていますので、串に刺して焼けばお店のように様々な焼き鳥を楽しめます。
シンプルにモモ肉やムネ肉を小さく切って焼き鳥にしたり、ネギやニンニクを間に入れても美味しいです。
ただし、木製の串は網に置くと燃えやすいので、金串を使用するか、串にアルミホイルを巻いて焼き加減を調整しながらしっかり火を通しましょう!
羊肉・ジビエ肉(鹿肉・イノシシ肉)
肉類だと「牛・豚・鶏」が一般的に定番ではありますが、地域によってはそれ以外の肉もよく食べられています。
羊肉を使ったラムチョップやジンギスカン、鹿肉・イノシシ肉といったジビエ肉など、普段なかなか食べられない肉を選ぶのもBBQの楽しみのひとつです!
ふるさと納税ではジンギスカンやジビエ肉の取り扱いも多くありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
内臓系(ホルモン)
ホルモンなどの内臓系の肉もおすすめです。
焼肉では定番となっていますが、やはり炭火で焼くホルモンは香ばしさや食感が、自宅のコンロで作るものとは一線を画します。
おすすめの部位としては「ミノ」「シマチョウ」「ハツ」。
スーパーなどではあまり見かけないかと思いますが、精肉店やネット通販、ふるさと納税でも手に入れることができます。
手軽にホルモンを味わいたいという方は、タレに付け込んでスーパーなどで販売されているものを購入するようにしましょう。
炭火で焼いたプリプリのホルモンはおつまみにピッタリですので、お酒が進むこと間違いなしですよ!
加工肉(ソーセージ・ベーコン)
大きなソーセージや厚く切ったベーコンなど加工肉もBBQの定番ですよね。
せっかくのBBQですので、普段は値段を見て買うのをやめているような高級ソーセージを選んでみてはいかがでしょうか?
加工肉は全般的に保存期間が長いものが多く、生肉とは違って準備や持ち運びも楽なのが特徴。
調理済のものについては、火の通り具合をあまり気にせず食べられるのも良いですね。
特に、大きいわりに焼き上がりが早いソーセージは子供にも大人気ですので、家族でのBBQには欠かせない一品となっています!
肉料理に合うタレや調味料
BBQで肉用のタレを用意するとなると、だいたいは市販の「焼肉のタレ」で済ませるという方が多いのではないでしょうか。
加えて、塩コショウやレモン汁なども持っていくかと思いますが、こちらもグレードアップすることで肉の美味しさを更に引き出してくれます。
ハーブなどスパイスが入ったクレイジーソルトは、肉料理にピッタリ。
100円ショップで手軽に買えるようなミル付きの岩塩や黒コショウに変えるだけでも、BBQがいつもより数段ランクアップしますよ!
また、BBQの本場アメリカで人気なのが「肉にワサビ」という組み合わせ。 脂身の多い肉ほどワサビが合いますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
BBQならではの、その場で「ワサビを擦る」というのもおすすめです。
【BBQ定番】魚介類のおすすめ14選
「魚介類」もBBQの定番!
コッテリとした味が多い肉類とアッサリした味わいの魚介類は、BBQで絶対に揃えておきたい組み合わせです。
ここで紹介する魚介類はこちら!
- サーモンやサバなどの魚
- 貝類
- カニなどの甲殻類
- イカやタコ
- 魚介類に合うタレや調味料
それでは、魚介類のおすすめを紹介していきましょう!
魚
普段の食卓に乗ることも多い焼き魚ですが、BBQでの焼き魚はひと味もふた味も違います。
BBQでは炭火で焼くため、ご家庭のグリルとは火の通り方が異なり、炭火の遠赤外線の効果で加熱の効率が良くなります。
旨味を逃がさず、外はパリッと中はふんわり仕上がるため、おいしさは抜群!
日常生活で料理に炭火を使うのはなかなか難しいので、BBQこそが焼き魚を食べる絶好の機会といえます!
おすすめは「サーモン(鮭)」「サバ」「ホッケ」。
秋であれば「サンマ」を選びたいところ。
焼き方は、塩焼きが一番のおすすめです。
サーモン(鮭)はきのこ類と一緒に、バター醤油でホイル焼きにするのもおいしいですよ!
貝類
貝類もBBQで美味しく食べられる定番の食材。
網に乗せて焼くときの貝の旨味がつまった美味しい汁があふれる様子は、想像しただけでもお腹が鳴ってしまうほどですよね。
貝類は大きさによって調理の仕方が変わりますので、それぞれ見てみましょう。
大きい貝
ホタテ・牡蠣(かき)・サザエといった殻が大きい貝は、そのまま網に乗せて焼きましょう。
ホタテは焼く前に殻を開けて、ナイフやスプーンで身を外してから殻に乗せて焼くのがコツです。
牡蠣は殻が丸い方を下にして焼くと、汁がこぼれず美味しく焼けます。
大きい貝を扱うには、包丁よりもステーキ用ナイフなど小さいナイフがあると便利ですよ!
小さい貝
アサリ・ハマグリ・ベビーホタテなど殻が小さい貝の場合は、スキレット(熱に強い鉄製のフライパン)などにまとめて乗せて調理するのがおすすめ。
大きなハマグリであればそのまま網焼きでも良いですが、海辺などでないとなかなか大きなものは手に入りません。
小さい貝はスキレットを使って酒蒸しにしたりバター醤油で食べたり、どの貝も箸が止まらない逸品に仕上がること間違いなしです。
スキレットが無い場合は使い捨てのアルミ皿や、アルミホイルを重ねて器を作る方法もおすすめ。
食べ終わったらそのまま処分できますので、片付けの際に洗い物も減って便利ですよ。
甲殻類
甲殻類は、殻ごと焼くことで香ばしくふっくらと仕上がります。
エビやカニもBBQの定番ですよね。
殻をむいたりほぐしたり少し食べにくい印象はありますが、その美味しさに比べれば食べにくさは些細なことです。
ここで甲殻類の注意点をひとつ。
甲殻類は強いアレルギーを持っている方もいますので、BBQの前にメンバーに必ず確認しておくようにしましょう!
エビ
エビはリーズナブルなブラックタイガーでも十分美味しいですが、せっかくなので旨味の濃いクルマエビやイセエビなど奮発してみるのもおすすめです。
エビは塩をふって、殻ごと焼いて食べるのがスタンダード。
むきエビであれば、オリーブオイルで火を通したあとにニンニクとマヨネーズで和える「エビマヨ」も絶品です。
カニ
茹でたり鍋に入れたり、カニには様々な調理方法があります。
その中でも、焼きガニが一番カニの味を堪能できる調理方法です。
BBQでの焼きガニに向いているのは「タラバガニ」と「ズワイガニ」。
食べ応えを重視するのであれば、足が太くて食べやすいタラバガニがおすすめです。
カニは生のものを選ぶと下処理に手間がかかるので、ボイルしてあるものを選ぶとよいでしょう。
イカ・タコ
イカやタコは炭火で焼いて醤油で食べるのがシンプルでおすすめ。
さらに、醤油をつけてから焼くことで香ばしさがアップし、箸が止まらなくなるほどの美味しさになります。
その他にも、イカやタコのバター醤油ホイル焼きは絶品。
ブツ切りにして、ニンニクとオリーブオイルでアヒージョにするのもよいですね!
イカもタコも、BBQ終盤に人気の焼きそばなどで使える食材。
焼くだけでなく、最後まで無駄にならない食材です。
魚介類に合うタレや調味料
BBQで魚介類となると、バターと醤油は必需品。
魚本来の味を堪能するには塩コショウだけでもよいですが、ポン酢やオリーブオイルがあると一気に味の幅が広がります。
イカやタコを調理するのであれば、ニンニク(チューブでもOK)があるとよいですね。
ニンニクは様々な料理に活躍してくれますので、BBQには必ず用意しておきましょう!
【BBQ定番】野菜のおすすめ15選
BBQの主役といえば肉や魚介類ですが、脂っこく味が濃いのものが多いので、いくら美味しいものとはいえ飽きてくることもあるでしょう。
そんなときに良い箸休めになるのが野菜です。
野菜があると肉や魚介類をより美味しく食べられますので、BBQには無くてはならない定番の食材となっています。
こちらで紹介する野菜は以下です。
- 根菜類
- 果菜類
- きのこ
- ニンニク・枝豆・アスパラ
それでは、種類ごとに野菜のおすすめを見てきましょう!
根菜類
焼くと甘味が出てホクホクとした食感が美味しい根菜類。
シンプルに網の上で、肉と一緒に焼くだけでも美味しく食べられます。
根菜類のおすすめはニンジン・玉ねぎ・ジャガイモ。
ニンジンや玉ねぎは肉と一緒に網の上で焼くのが王道ですが、ジャガイモはアルミホイルに包んでホイル焼きにしてみましょう。
ジャガイモのホイル焼きは、シンプルにバターと塩だけで味付けをしただけでも十分に主役級の料理になります。
根菜類は硬くて火が通りにくいので、弱火でじっくりと火を通すのがコツですよ!
果菜類
火が通りやすく手軽に焼いて食べられるのが特徴の果菜類。
こちらもシンプルに網の上で他の食材と一緒に焼くだけで美味しく食べられます。
BBQおすすめの果菜類はピーマン・ナス・カボチャ。
その中でも一番おすすめしたいのが「ナス」です。
切って網に乗せてもよいですが、1本まるごと焼くと中までトロトロになり、さらに美味しく食べられます。
1本まるごと焼く場合はヘタを取り、全体に油を塗って網に乗せるときれいに焼くことができますよ!
葉菜類
生で食べられるものが多く、用意する手間も少ない野菜の定番が葉菜類。
焼いた肉や魚介類を巻いたり、ディップを付けてそのまま食べても美味しいですよ。
葉菜類のおすすめはサンチュ・シソ・キャベツ。
そのなかでも一番おすすめしたいのは「キャベツ」です。
キャベツを大きめのくし形切りにし、味噌とマヨネーズを和えたディップにつけていただきましょう。
もちろん、生でも少し焼いてもOK。
お酒のつまみとしてちょうどよいので、BBQの箸休めにピッタリです!
きのこ
きのこ類は、そのまま網焼きにしても他の料理に使っても美味しく食べられます。
きのこ類のおすすめはしいたけ・舞茸・エリンギ。
しいたけやエリンギを網焼きにするのも定番で美味しいですが、ここでは「舞茸」を一番におすすめします!
舞茸の独特な香りと旨味は、他のきのこ類にはない美味しさ。
手で割いて網焼きにしてもよいですし、バターやチーズと一緒にホイル焼きにしても絶品です!
その他おすすめの野菜
ほかにも、ニンニク・枝豆・アスパラはBBQにおすすめの野菜です。
ニンニクはホクホクした食感になるホイル焼きに。
枝豆はホイル焼きにしたり、スパイスやニンニクと絡めて炒めると、いつもとはひと味違う香ばしい美味しさが楽しめます。
アスパラはそのまま焼いても良いですし、肉やベーコンを巻いて焼くことで素敵な一品料理に。
こちらで紹介した野菜だけではなく、様々な野菜でアイデア料理にチャレンジしてみるのも楽しいですよ!
【BBQ定番】炭水化物系のおすすめ5選
肉・魚介・野菜を堪能したら、やはり炭水化物系が欲しくなりますよね。
ここで紹介するBBQにぴったりな炭水化物はこちらです。
- ごはん
- 焼きそば・焼うどん
- パン・バケット
ここからは、BBQでおすすめの炭水化物系の料理をみていきましょう!
ごはん
美味しい料理があれば、ごはんが欲しくなるのは当然のこと。
キャンプなどで慣れている方であればBBQでごはんを炊くのもよいですが、なかなかそこまでは難しいですよね。
その場合は、前日に炊いたごはんを「おにぎり」にして持っていくことをおすすめします。
おにぎりはそのまま食べるのではなく、網に乗せ醤油をつけながら焼いて焼きおにぎりにして楽しむのがおすすめ。
醤油のかわりに焼肉のタレを塗ったり、焼いた肉や魚介を具材にするのもおすすめです。
焼きそば・焼きうどん
BBQのシメの定番で、一番人気なのが「焼きそば」です。
焼かずに残しておいた肉や野菜をたっぷり入れ、具だくさんで豪華な焼きそばを楽しめるのはBBQならでは。
シンプルなソース焼きそばだけでなく、塩焼きそばにしたりめんつゆで和風味付けの焼きそばにしたりと、アレンジが豊富なのも魅力です。
やはり定番といえば焼きそばという方も多いと思いますが、BBQでは焼きうどんもおすすめ。
ニンニクと醤油で味付けした焼きうどんは、シンプルながら食べ応えがあって美味しいですよ!
パン・バゲット
パンやバゲットもBBQにあると盛り上がる炭水化物。
パンは炭火で温めると、遠赤外線効果によって外はカリっと中はふんわりモッチリ食感になります。
自宅のトースターで焼くのとは異なり、バターをたっぷり乗せて炭火で焼くだけでも絶品です!
BBQでアヒージョを作っているのであればバゲットは必須といってもよいほど。
バゲットを炭火でカリカリに焼いて、ニンニクの効いたアヒージョのオイルに浸したら、バゲットはあっという間に無くなってしまいますよ!
【意外な食材】盛り上がるおすすめ食材5選
ここからはBBQの定番以外で、盛り上がるおすすめの食材を紹介していきます。
- チーズ
- マグロ・ブリのカマ
- 餃子
- ポップコーン
BBQをワンランクアップできる食材ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください!
チーズ
BBQで盛り上がるチーズのおすすめとは「カマンベールチーズ」です。
カマンベールチーズを網で焼いて溶かし、簡単にチーズフォンデュを作ってみましょう!
- 切れていないカマンベールチーズを用意する
- アルミホイルでカマンベールチーズがぴったり入る皿を作る
- カマンベールチーズの上の部分が蓋になるよう丸く切り込みを入れる
- アルミホイルごとカマンベールチーズを網の上にのせて焼く
- チーズがグツグツと溶けたら完成
肉でも野菜でもパンでも、お好みの食材をつけてチーズフォンデュを堪能してください。
子供から大人まで盛り上がること間違いなしです。
大人用には、溶けたチーズに白ワインを少し加えると風味が増してさらに美味しくなります!
カマンベールチーズだけでなく、料理に乗せるスライスチーズやシュレッドチーズもあると便利です。
チーズは料理の良いアクセントになりますので、ぜひBBQの食材に加えて用意してみてくださいね!
マグロ・ブリのカマ
魚の旨味がたっぷり詰まった「カマ」。
特にマグロのカマ、ブリのカマがおすすめです。
鮭のカマはご家庭のグリルでも焼けるので、普段から食べているという方も多いのではないでしょうか。
ですが、マグロやブリといった大きな魚は、大きすぎて自宅のグリルで焼くのは難しいですよね。
しかし、BBQでは気にせず大きなカマを食べることが可能。
身が大きいので火が通るまで時間がかかりますが、塩を振って網の上で焼くだけでとても美味しく仕上がります。
BBQは、マグロ・ブリのカマを楽しむには絶好の機会です!
もうひとつ、カマをおすすめするのはそのコスパの良さ。
カマは刺身にできない部分のため、スーパーや魚屋などで安く売られています。
BBQに登場すると絶対に盛り上がりますので、ぜひカマ焼きの美味しさを堪能してみてください!
餃子
BBQで餃子?と思う方が多いと思います。
かなりの変わり種ですが、実はBBQで人気のサプライズ食材です!
現地で餃子を包むのは手間がかかり過ぎて無理がありますが、冷凍餃子であれば焼くだけでお手軽に美味しい餃子を楽しめます。
おすすめの焼き方は、スキレットに油を多めに入れて揚げ焼きにする方法。
- スキレットに2mmほど油をひく
- 餃子をたっぷり丸く綺麗に並べる
- 火にかけて餃子に少し焼き色がつくまで焼く
- お湯を注いですぐに蓋をする
- 餃子の様子を見ながら8~10分ほど蒸し焼きに
- パチパチと音が変わったら蓋を開けて余分な水分を飛ばす
- 裏面にこんがり焼き色がついたら完成
こんがりと焼き色がついて皮のパリパリ食感が美味しいので、ぜひBBQで揚げ焼き餃子を試してみてください!
ポップコーン
BBQで特に子供に人気なのがポップコーンです!
キャンプ用のアルミ製飯盒(メスティン)を使い、油とポップコーン原料豆を入れて熱するだけで簡単に作れるのも魅力。
アルミのお皿ごと火にかけるだけのお手軽なポップコーンキットも売っていますので、道具を用意する必要も無く作ることができます。
肉料理で使ったスパイスやチリペッパー、コンソメなどで味変するのも、BBQならでは。
なかでもおすすめは、出来上がったポップコーンに有塩バターと砂糖を入れ、溶かしたソースを絡める「バターシュガーポップコーン」。
ポップコーン50gに対してバター30gと砂糖大さじ3杯ほどが目安です。
- ポップコーン原料豆50gを火にかけ、ポップコーンを作る
- スキレットでバターを30g溶かす
- 溶けたバターに砂糖を大さじ3杯入れて混ぜ、砂糖が溶けたら火からおろす
- 出来上がったポップコーンにシュガーバターをかけてまぜたら完成
定番の味のポップコーンとはひと味違う甘い美味しさに、BBQが盛り上がること間違いなし!
ぜひ試してみてくださいね。
【おすすめ】デザートのおすすめ4選
BBQのシメに、BBQならではのデザートを作ってみてはいかがでしょうか。
こちらで紹介するBBQのおすすめデザートは以下です。
- 焼きマシュマロ
- 焼きそば・焼うどん
- パン・バケット
手軽に楽しく作れるものばかりですので、参加するメンバーのお好みで選んでみましょう!
焼きマシュマロ
マシュマロを串に刺して炭火であぶるだけで、外はカリッと中がトロっと美味しい焼きマシュマロが完成します。
ただし、マシュマロは焦げやすく火加減が難しいので、ちょうどよく焼き上げるにはコツがいります。
- マシュマロを串に刺す
- 弱火でじっくりとマシュマロをあぶる
- 串を回しながらまんべんなく焼いていく
- マシュマロがきつね色になったら完成
マシュマロを刺す串はバーベキュー用の金串でも割りばしでもOK。
仲間同士で上手く焼き上げる競争になるのも、BBQの醍醐味です。
同時にアルミホイルの皿でチョコレートを溶かしておくと、マシュマロのチョコフォンデュも楽しめますよ!
焼きフルーツ
普段は生のまま食べているフルーツも、炭火でゆっくり焼くことで甘くとろけるような味わいになり美味しくいただけます。
おすすめは「焼きリンゴ」と「焼きバナナ」。
焼きリンゴ
リンゴは芯をくり抜いてアルミホイルに包み、炭の中に入れて30分ほど放置。
焼きあがると優しい甘さがクセになる美味しいスイーツになります。
バターやシナモンを加えると一気に本格的な味になりますので、お好みでアレンジしてみましょう。
焼きバナナ
バナナは、丸ごと網の上で焼くだけ。
皮が黒くなったら火から下ろし、皮を縦に半分むいてスプーンでいただきましょう。
焼く前に半分皮をむいてバナナに切れ目を入れ、チョコレートを挟み込んでから焼くのもおすすめです。
きな粉やバターも相性が良いので、こちらも様々なアレンジを楽しんでみてください!
パンケーキ
パンケーキも、BBQのデザートとして人気の高い一品です。
バターやメイプルシロップなどシンプルなものから、フルーツやアイスクリームを乗せる本格的なものまで、アレンジは自由自在。
作る段階から盛り上がること間違いなしです。
スキレットや鉄板で大きく焼くだけでなく、小さいパンケーキをたくさん焼くのもおすすめ。
ひとつひとつが小さいので様々な味を楽しめるようになり、自由にアレンジして楽しく食べられますよ!
まとめ
BBQのおすすめ食材について詳しく紹介してきました。
定番の肉・魚介類・野菜はおさえつつ意外な食材やメニューを加えることで、いつものBBQがさらに楽しく満足できるものになります。
また、BBQで食べるイメ―ジの無い意外な食材や、屋外だからこそ豪快に調理できる大きな食材があると、一気にBBQが盛り上がりますよね。
どんなBBQにしようか、と計画しているだけでもワクワクは止まりません。
みなさんのBBQがより楽しくなるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
マイナビふるさと納税では、BBQの食材やBBQ機材の返礼品を提供している自治体が多くあります。
気になる方はぜひチェックしてみてください!