甘くてほくほくで美味しいさつまいも。
焼き芋やさつまいもごはんなど様々な楽しみ方がありますが、調理するのが少し難しそうなイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし自宅にある炊飯器を使えば、簡単に美味しいさつまいも料理を作ることができます!
そこで今回は、炊飯器でできるさつまいも料理・スイーツを紹介します。
・簡単さつまいもごはん
・ほくほくのさつまいもピラフ
・炊飯器で作れるさつまいもケーキ
どのレシピも基本的には、材料を炊飯器に入れて炊くだけ。
ただし、まれに爆発してしまう方もいるので、爆発しないための注意点や炊飯器を傷めないためのポイントも合わせて解説しています。
安全に気を付けて、炊飯器で美味しいさつまいもを手軽に楽しみましょう!
炊飯器に入れるだけ!ねっとりした焼き芋
さつまいも本来の味を存分に楽しめる、焼き芋。
焼き芋といえば、焚火やバーベキューコンロなどで本格的に焼き上げるイメージが強いかもしれません。
しかし自宅にある炊飯器で、簡単に焼き芋が作れることをご存知でしょうか?
【焼き芋の基本的な作り方】
炊飯器にさつまいもと水を入れて炊くだけ!
水はさつまいもの半分くらいの高さまで!。
さつまいもが大きい場合は、半分にカットしてください。
炊飯器で炊く際には、「玄米モード」がおすすめです。
玄米モードとは、浸水するまでに時間がかかる玄米をじっくりと炊き上げるモード。
そのためさつまいもを炊く際にも玄米モードを使うことで、水分をたっぷり含んだねっとり食感の焼き芋が完成します。
玄米モードがない場合は、普通のモードでも大丈夫です。
ちなみに炊飯器での炊き方をほんの少し変えるだけで、好みの焼き芋の食感や味にすることができます。
・【裏ワザ】さらに甘くするには炊飯器+トースター
どちらも焼き芋好きにはたまらないアレンジです。
ぜひ試してみてください!
ほくほく食感の焼き芋にしたいなら
ねっとりというよりもほくほく食感にしたい場合は、炊飯器に入れる水の量をさつまいもの4分の1の高さまで減らしましょう。
水分量が少し減ることでさつまいも本来の食感が際立ち、ほくほく感を出すことができます。
水分量を調整すると焼き芋の食感を変えることができるので、覚えておくと便利です。
【裏ワザ】さらに甘くするには炊飯器+トースター
焼き芋の甘味をアップさせる裏ワザもあります。
炊飯器で好みの食感になるようさつまいもを炊いた後、炊飯器から取り出したらアルミホイルで包みます。
そしてそれをトースターで5分ほど焼きましょう。
このひと手間を加えることで、甘さが大幅にアップします。
トースターで追加して焼くことで、密度の濃い焼き芋に。
まるでスイートポテトを食べているような感覚になるくらい、甘味が増すのでおすすめです。
「甘い焼き芋が好き!」という方はぜひ試してみてください。
簡単さつまいもごはん
甘くて美味しいさつまいもごはん。
お子様にも人気で、秋になると食べたい一品ですよね。
炊飯器でできる、さつまいもごはんのレシピを紹介していきます。
【さつまいもごはんの材料】
- お米2合
- さつまいも250g
- 水350ml
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 塩 小さじ1
- 黒いりごま 適量
【下準備】
お米は洗って30分以上浸水させましょう。
【作り方】
- さつまいも2㎝角に切って、10分ほど水にさらす
- 炊飯釜にお米と水、調味料を入れる
- 水気を切った1をのせて炊飯する
- 茶碗によそい、黒いりごまをふりかける
炊飯器に全部入れて炊くだけなので、簡単に完成します。
ほくほくのさつまいもピラフ
さつまいもピラフも、炊飯器で簡単に作ることが可能です。
ほくほくのさつまいもと、きのこの旨みがごはんによく合い、箸が進むこと間違いなし!
【さつまいもピラフの材料】
- お米2合
- 水 適量
- さつまいも100g
- 玉ねぎ 2分の1個
- ブラウンマッシュルーム 4個
- しめじ 30g
- ソーセージ 3本
- コンソメ顆粒 小さじ1.5
- ハーブソルト 小さじ2分の1
- 有塩バター 20g
- パセリ(乾燥) 適量
【下準備】
お米は研いで水気を切っておきましょう。
【作り方】
- さつまいもを、皮付きのまま1.5㎝角に切る
- 玉ねぎは1㎝幅の角切りにする
- マッシュルームを4等分にする
- しめじは石づきを切り落とし、手でほぐす
- ソーセージを、1㎝幅の輪切りにする
- 炊飯器にお米とコンソメ顆粒、ハーブソルトを入れ、水を2合の目盛りまで入れる
- 切った野菜を入れ、軽く混ぜ合わせて炊飯する
- 炊き上がった後にバターを入れて混ぜ合わせる
- 器によそい、パセリをふりかける
ポイントは、炊き上がった後にバターを入れること。
香りも良くなりコクが出るので、さらに美味しくなります。
炊飯器で作れるさつまいもケーキ
ケーキというと、オーブンなどで本格的に作らなければいけないイメージがあるかもしれませんが、実は炊飯器で手軽に作ることができます。
さつまいもケーキは、優しい味わいが特徴。
炊飯器で簡単に作れるため、お菓子作りに慣れていない方にもおすすめです。
【さつまいもケーキの材料】
- さつまいも 2分の1本(150g)
- ホットケーキミックス 150g
- 三温糖 30g
- 卵 1個
- 牛乳 80cc
- 黒いりごま 大さじ2分の1杯
- 無塩バター 30g
【下準備】
バターは600Wの電子レンジで20秒加熱して、溶かしておきます。
炊飯釜の内側にバター(分量外)を薄く塗っておきましょう。
さつまいもは水洗いしてください。
【作り方】
- さつまいもを1㎝角に切り、ボウルに入れる。水に浸してアク抜きをする
- さつまいもの水気を切ったら再びボウルに戻し、ふんわりとラップをかける
- 600Wの電子レンジで3分加熱する
- ボウルに卵を割り入れて溶きほぐす
- 三温糖、牛乳、溶かしバターも入れて混ぜる
- ホットケーキミックスを加えて混ぜる
- 黒いりごまを加えて混ぜ合わせて、炊飯釜に流し込む
- ケーキモードで50分炊飯する
- 炊飯釜ごと取り出し、粗熱をとる
- ひっくり返してケーキを取り出し、粉砂糖をふりかける
もしお持ちの炊飯器にケーキモードがない場合、ケーキを焼くことに適していない炊飯器の可能性があります。
ケーキモードがなければ、炊飯器でケーキを作ることは控えてください。
また、一度の炊飯でしっかりとケーキが焼けていない場合は、様子を見ながら追加で加熱しましょう。
さつまいもを炊飯器で炊く時に爆発しないために!注意点3つ
さつまいもを簡単に調理できる炊飯器ですが、使い方を誤ると爆発することも。
SNSなどでは、「爆発した」「炊飯器の中で爆発音がした」「炊飯器を開けたらさつまいもが破裂していた」などの声もちらほら上がっています。
炊飯器でさつまいもを炊く時に爆発しないよう、気を付けたいポイントを3つご紹介します。
2.炊きあがりが長い時は一度中を確認
3.お米と一緒に炊かない
うっかりしているとやりがちなミスもあるので、炊飯器でさつまいもを炊く前には必ず確認しておいてください。
では1つずつ解説していきます。
1.水分量に注意する
釜の水分量が少ないと、焦げて爆発する原因になります。
最低でも底から3~4㎝は水に浸すようにしましょう。
水が少ないと空焚きのようになってしまい、爆発する可能性が高まります。
少し多めに水を入れることがおすすめです。
2.炊きあがりが長い時は一度中を確認
普段ごはんを炊く時にかかる時間よりもさつまいもの炊飯時間が明らかに長い場合は、一度中断して中の様子を確認してみてください。
炊飯器は炊き上がらないと、いつまでも炊飯し続けるという性質があります。
いつまでも炊飯し続けてしまうと、これも爆発の危険性が高まるので注意が必要です。
また、さつまいもを重ねて置くこともNGです。
上のさつまいもに水分が行き渡らないため、爆発してしまう可能性があります。
3.お米と一緒に炊かない
基本的に、さつまいもをお米と一緒に炊くことは避けましょう。
ただし、さつまいもごはんを炊く時のように、さつまいもを細かく切っている場合は大丈夫です。
釜の中にポリ袋やアルミホイルなどを入れて炊くことも、絶対に避けてください。
爆発のもとになります。
さつまいもを炊飯器で炊いたあとはお手入れを
本来はごはんを炊くことが目的の炊飯器。
さつまいもを炊いて放置すると、汚れが取れなくなってしまいます。
そのため炊飯器でさつまいもを炊いたら、必ずお手入れをすることが大切です。
お手入れのポイントは、以下の2点です。
2.釜と内フタをしっかり洗う
それぞれ詳しく解説します。
1.炊飯が終わったらさつまいもをすぐに取り出す
さつまいもが炊き上がったら、すぐに取り出しましょう。
炊飯器は炊飯が終わると、自動的に保温モードに切り替わります。
しかしさつまいもをそのまま放置すると、釜にさつまいもがこびりついて取れなくなります。
洗う時が大変になるので、炊飯が終わったら速やかに取り出すことを心掛けてください。
2.釜と内フタをしっかり洗う
さつまいもを炊いた後は、釜だけでなく内フタをよく洗うことも大切です。
炊飯器でさつまいもを炊くと、さつまいもを含んだ湯気が内フタ周りに付着していることがあります。
その状態のまま普段通りごはんを炊くと、ごはんにさつまいものニオイがついてしまうことも。
一度すべてきれいにしてからまた使うようにすると、炊飯器の劣化を防げます。
まとめ
今回は、炊飯器でできる簡単さつまいもレシピを紹介しました。
作るのが難しそうに思える料理やスイーツも、炊飯器を使えば材料を入れてボタンを押すだけで完成します。
料理が苦手な方でもチャレンジしやすいので、この機会にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
ただし炊飯器は本来ごはんを炊くためのものなので、さつまいもを使用した場合はしっかりとお手入れすることが重要です。
爆発しないよう、釜に入れる水分量にも気を付けてくださいね。
また、さつまいもの保存方法については以下の記事で詳しく解説しています。
さつまいもは気温や湿度の変化に敏感であるため、季節によって保存方法を変える必要があります。
さつまいもを扱う前にぜひ確認しておいてください。
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美味しいさつまいもをゲットして、好みの楽しみ方で味わってみてはいかがでしょうか。