【徹底解説】牡蠣が美味しい旬の時期と種類による特徴を紹介

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【徹底解説】牡蠣が美味しい旬の時期と種類による特徴を紹介 食べ物の知識

牡蠣といえば冬の定番食材というイメージが強いですが、実は牡蠣の種類によって旬の時期が違います。

こちらの記事では、牡蠣の美味しい旬の時期や種類、特徴、産地などを詳しく解説していきます。

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牡蠣が美味しい旬の時期と種類について

日本で出回っている牡蠣は、大きく分けて2種類あり、真牡蠣と岩牡蠣に分けられます。それぞれに特徴があり、旬の時期も違います。

真牡蠣の美味しい旬の時期と特徴

真牡蠣の旬は、ズバリ冬です。正確にいうと、10月〜4月に水揚げされ、その中でも美味しい旬の時期は12月〜3月です。

真牡蠣は、岩牡蠣に比べるとやや小ぶりで、クリーミーな味わいが特徴です。

スーパーなどで出回っている牡蠣のほとんどが、養殖物の真牡蠣になります。なので、牡蠣の旬といえば、真牡蠣が出回っている冬を想像される方が多いのです。

岩牡蠣の美味しい旬の時期

岩牡蠣の旬はズバリ夏です。正確にいうと6月〜9月です。

岩牡蠣は市場に出回るまで4年〜5年かけて育つので、真牡蠣に比べると大きいのが特徴です。生息しているエリアは、真牡蠣が浅瀬なのに対して、岩牡蠣は水深20mの海の中で育っています。その為、真牡蠣より値段が高いことが多いです。

岩牡蠣は養殖物も出回っていますが、天然物も多く、肉厚でプリプリとした、食べ応えのある牡蠣です。

牡蠣の名産地TOP3!

令和2年の牡蠣の養殖収穫量は全国で158,900トンあり、その中でもっとも収穫量の多い地域は広島です。次いで宮城県、岡山県となっています。

※参考:農林水産省

1位:広島県

2位:宮城県

3位:岡山県

また、牡蠣は他の地域でも収穫されます。北海道や東北などの寒冷な地域や京都や兵庫、九州に中部地方など、幅広いエリアで収穫できます。

牡蠣の栄養成分と効果

牡蠣はクリーミーな味わいだけでなく、栄養成分がぎっしり詰まっていることから、「海のミルク」と呼ばれています。

牡蠣に含まれている栄養成分は、ビタミンAをはじめ、ビタミンE、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄分、タウリン、グリコーゲン、亜鉛などがあります。

特に亜鉛は市場に出回っている、どんな食材よりも含有量が多く含まれています。

※参考文献:日本食品標準成分表2020年版 (八訂)

  • ビタミンA・・・・目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがある
  • ビタミンE・・・・血管を健康に保ったり、赤血球の破壊を防ぐ働きがある
  • ビタミンB群・・・皮膚や粘膜の維持、アレルギー症状を押さえたりする働きがある
  • ビタミンC・・・・免疫力アップや美肌作用、ストレス緩和などの働きがある
  • カルシウム・・・・骨や歯を作る血液が固まるのを助ける働きがある
  • マグネシウム・・・高血圧の予防、心疾患の予防、糖尿病の予防などの働きがある
  • ナトリウム・・・・細胞の機能維持、筋肉収縮・弛緩の働きを保つ働きがある
  • 鉄分・・・・・・・貧血予防、骨や粘膜、皮膚の生成に関わる働きがある
  • タウリン・・・・・血液中のコレステロールや中性脂肪を減らすなどの働きがある
  • グリコーゲン・・・疲労回復や集中力を高める働きがある
  • 亜鉛・・・・・・・髪や肌を綺麗に保ったり、傷や病気の回復を助ける働きがある

美味しい牡蠣の食べ方

牡蠣は生で食べても美味しいですが、蒸す、焼く、煮る、とどんな調理でも美味しいのが魅力です。牡蠣は炊き込みご飯にしても美味しいですよ。

蒸し牡蠣

フライパンに牡蠣を並べて、水を入れて蓋をして蒸すだけで出来上がり。そのままレモン汁や醤油をかけて食べるだけ。簡単に作れて美味しいメニューです。

牡蠣のバター醤油炒め

フライパンに牡蠣とバターを入れて炒めます。最後に醤油を適量かけて出来上がり。こちらも簡単に作れて美味しいメニューです。

牡蠣の炊き込みご飯

フライパンに牡蠣、酒、みりん、しょうゆ、塩をお好みで入れて弱火で煮ます。あとは炊き込みご飯を作る要領で、牡蠣と煮汁を一緒に入れるだけ。こちらも簡単に作れて美味しいメニューです。

牡蠣の食中毒には気をつけよう

旬の時期の生食用の牡蠣は、そのまま生で食べるのもおすすめです。レモン汁やポン酢で食べると、クリーミーな味わいにアクセントが効いて美味しいですよ。ただし、生食用もお刺身と同じようにリスクがゼロというわけではないです。

また、牡蠣を美味しく食べるには、「生食用」か「加熱調理用」かを見ておく必要があります。

注意点としては、加熱用を絶対に生で食べないようにする事です。加熱用はしっかり火を通してから食べるようにしましょう。

牡蠣は食中毒の原因であるノロウィルスが付着している場合がありますので気をつける必要があります。「生食用」でもあたってしまう場合があるので油断できないですよね。

美味しい牡蠣の選び方

牡蠣を美味しく食べようと思った時に重要なのが選び方です。ここでは、美味しい牡蠣の選び方をまとめました。

  • 身がプリプリして大きいもの(身がふっくらしているものは鮮度がいい証拠です。)
  • 貝柱が大きくて、色が半透明なもの(鮮度が落ちると白くなります。)
  • 身の色が薄黄色いもの(鮮度が落ちると白くなります。)
  • 黒のヒダが大きいもの(ヒダが大きくてしっかりしているものは鮮度が良い証拠です。)

以上が美味しい牡蠣の選び方になります。牡蠣は鮮度が命になるので、しっかり美味しい牡蠣を選びましょう。

まとめ

こちらの記事では、牡蠣が美味しい旬の時期と種類や特徴、栄養成分、食べ方などを解説しました。

国内で出回っている牡蠣は大きく分けて2種類ありました。是非、牡蠣を選ぶ時の参考にしてみて下さい。

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