防災グッズで本当に必要なものとは?非常持ち出し袋に入れるべきアイテムリスト21選

ライター:

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生活の知識

防災グッズは用意した方が良いと分かっていても、実は用意できていないという方も多いのではないでしょうか?

防災グッズを用意しようと思っても、どんなアイテムが必要なのか、たくさんありすぎて分からなくなってしまいますよね。
このページでは、数々の防災グッズの中から、本当に必要なものを厳選してリストを紹介しています。

それぞれのアイテムについてや必要な数や選び方などについても詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

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本当に必要な防災グッズリスト一覧

さっそく、本当に必要な防災グッズリストを紹介しましょう。

家族構成や年齢などによっても必要なものは変わってきますが、これらのアイテムが用意されていればひとまず安心だと言えるでしょう。

ここからは、防災グッズの用意の仕方についてさらに詳しく紹介していきます。

防災グッズは「非常持ち出し袋」と「在宅避難用」に分けて用意する

防災グッズと言うと大きなリュックサックに入ったものを想像しますが、防災グッズは「非常持ち出し袋」と「在宅避難用」の防災グッズに分けることができます

非常持ち出し袋はいわゆる防災グッズのことで、災害時に避難所へ持っていくことになります。
大抵の災害では3日程度で物資が届き始めると言われているので、3日分の避難生活ができるアイテムを入れておきます。

一方、「在宅避難用」の防災グッズは家で避難生活をする場合を想定して1週間分程度生活できるように準備しておきます。

  • 非常持ち出し袋:3日分の避難生活ができるように準備
  • 在宅避難用:1週間程度の生活できるように準備

用意すべき防災グッズは、非常持ち出し袋に入れるものと在宅避難用に家に置いておくものに分けて準備すると良いですよ。

防災グッズで本当に必要なもの21アイテムの徹底解説

ここからは、本当に必要な防災グッズのそれぞれのアイテムについて、必要な数や選び方を解説していきます。

リュックサック(1人1個)

リュックサックは非常持ち出し袋として使用するもので、1人1個ずつ用意します。
最低20Lほどの容量のものを用意してください。

飲用水(1人あたり9L+12L)

飲用水は1人あたり1日3L必要だと言われています。
「非常持ち出し用」と「在宅避難用」それぞれ準備しておくと安心です。

  • 非常持ち出し袋用:3日分(3L/日×3日分 計9L)
  • 在宅避難用:4日分(3L/日分×4日分 計12L)

3日分用意するだけでも、9L必要になります。
これだけでもかなり重たくなってしまいますが、水さえあれば人はある程度は生きていけます。

飲用水は優先的に用意しましょう。
在宅避難用にはさらに4日分程度、12Lを用意しておくと安心です。

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非常食(3日分+在宅避難用4日分)

非常食も、「非常持ち出し用」と「在宅避難用」それぞれ準備しておくと安心です。

  • 非常持ち出し袋用:3日分
  • 在宅避難用:4日分

非常持ち出し袋に入れる非常食は乾パンやゼリー飲料、チョコレートなど、調理せずにすぐに食べられるものを中心に用意します。
在宅避難用には、パックご飯や餅、レトルトカレーなど、普段から食べるものを中心に用意しておきます。

非常食については、ローリングストックという考え方で用意するのがおすすめです。
非常用の食品は賞味期限が長いものが多いですが、それでも何年も経つと賞味期限が切れてしまいます。

そのため、賞味期限が迫ったものは消費して、新たに非常食を買い足す方法で管理していきましょう。
特に、乾パンなど食べたことがない非常食を、災害時に初めて食べるのはストレスにもなりかねません。

少なくとも1年に1回は賞味期限を点検し、賞味期限が迫ったものは食べてしまい、新しいものに入れ替えて行きましょう。
非常食を食べながら、家族と防災時の連絡方法について話し合うなど、年に1回程度は家族で防災について考える日を設けると良いですよ。

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乾電池式モバイルバッテリーとケーブル(大人1人につき1個)

災害時には、スマホは情報収集のために欠かせないアイテムです。

停電してしまうとスマホの充電ができなくなるため、モバイルバッテリーは用意しておきましょう。乾電池式のものが販売されています。

また、充電ケーブルもリュックに入れておくと安心です。

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手回し式のラジオ(1個)

災害時の情報収集源として優秀なのがラジオです。
手回し式のラジオであれば電気を使わずにラジオを使うことができます

懐中電灯付き、充電機能付きなど、高機能なラジオも販売されていますよ。

ホイッスル(1人1個)

助けを呼びたい時などに活躍するのがホイッスルです。
大声が出せなくてもホイッスルを拭くことで大きな音を鳴らすことができます

ホイッスルは小さくて持ち運びしやすいので、キーホルダーにつけておくなど、日頃から持ち歩いておくのもおすすめですよ。

簡易トイレ・紙おむつ(1人15個~)

1人当たり1日5回×3日分で15個は用意した方が良いと言われています。
また、紙おむつが必要な家族がいる場合は、紙おむつも用意しておきます。

ウェットティッシュ(1人1個)

ウェットティッシュは、手や食器を拭いたり、体を拭いたりと様々なことに使えます。

ウェットティッシュは長期間保管していると乾燥してしまうので、食品と同様ローリングストック方式で古いものは家庭で使用し定期的に新しいものと入れ替えていきましょう

トイレットペーパー・ティッシュ(トイレットパーパー1人1ロール~)

トイレットペーパーやティッシュも必要ですが、災害時にはトイレットペーパーの方が使いやすいと言われています。
非常持ち出し袋には両方入れておいても良いですが、どちらか1つを選ぶならトイレットペーパーがおすすめです。

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タオル(1人1枚~)

体を拭いたり、包帯代わりに使ったりと、何かと使えるのがタオルです。
あればあるほど安心ではありますが、非常持ち出し袋に入れるのはフェイスタオル1枚から2枚が現実的だと思います。

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マスク(1人3枚~)

粉塵から喉を守るためや、感染症予防のため、マスクもあった方が良いでしょう。

非常持ち出し袋には最低3枚、できれば5枚ほど入れておくと安心です。
在宅避難用には、箱買いしたマスクを常備しておくのがおすすめですよ。

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アルミブランケット(1人1枚)

避難時の防寒対策としてアルミブランケットを用意しておくと安心です。
普通の毛布だとかさばりますし重量もありますが、アルミブランケットは軽量でかなりコンパクトです。

それなのに断熱性が高く非常に暖かいので、特に寒い時期の避難生活には必須アイテムだと言えるでしょう。

救急セット(常備薬・めがね・コンタクト・補聴器も)

消毒液や絆創膏などの救急セットも、非常持ち出し袋に入れておくと良いでしょう。
持病がある方は常備薬も入れておきます。

メガネやコンタクトを使っている方や補聴器を使っている方は、予備のものを入れておいてください。

ガムテープ(1個)

ガムテープは、避難時に何かと役立ちます。
紙でできたクラフトテープよりも、布製のガムテープの方が使い勝手がよくおすすめです。

軍手(1人1つ)

軍手は、がれきなどを片付ける際には必要になりますし、寒い時期であれば防寒具としても使えます。

食品用ラップ

食品用ラップも、災害時には万能に使えるアイテムとして重宝されます。
逃げるとき以外にも、お皿にラップを敷いてから食べ物を乗せればお皿を洗わずに済み、水が使えない時でも安心です。

体に巻くと断熱効果もあるので、腰回りに巻いて腹巻のようにして使うこともできますよ。

現金(千円札や硬貨を多く持っておく)

災害直後は買い物をする場所もない可能性がありますが、数日後からはお店が再開します。
ただし、クレジットカードや電子マネー決済ができるとは限らないので、現金を多めに持っておくのが良いでしょう。

1人あたり1万円程度の現金があると良いと言われています。
使い勝手の良い千円札や硬貨を多めに用意しておきましょう。

本人確認書類のコピー(1人1枚)

非常持ち出し袋には、本人確認書類のコピーも入れておきましょう。

運転免許証、マイナンバーカードなど、本人確認書類が手元になくなってしまった場合でもコピーがあれば本人確認書類として使える場合があります。

健康保険証のコピー(1人1枚)

健康保険証も、原本は災害時に持ち出せないケースもあります。
コピーして非常持ち出し袋に入れておきましょう。

靴・スリッパ(1人1個)

履きやすい靴や、動きやすいスリッパを非常持ち出し袋に入れておきましょう。

がれきやガラスの破片などを踏むと危険です。
履きやすい靴やスリッパを用意しておきましょう。

小型テント(1個)

ワンタッチで開く小型テントも一つあると便利です。

避難所でプライバシーの確保ができます。
着替えや授乳をする際に必須ですので、非常持ち出し袋に入れておきましょう。

女性が防災バッグに追加で入れておくと良いもの4選

防災グッズで本当に必要なもの持ち出し袋に入れるべきアイテム

ここでは、女性が防災バックに入れておきたいものを紹介します。
かさばるものは少ないので、ぜひ入れておきましょう。

生理用品

災害時に生理がきてしまった時に慌てないように、リュックには生理用品を入れておきましょう。
使い慣れたものが良いですが、災害時は頻繁に生理用品を交換できないことを考え、使い回しができるものや吸水性に優れているものも良いでしょう。

生理用ショーツ日分

避難中の生活では洗濯ができないこともしばしば。
吸水性に優れたものや、消臭効果のある下着を入れておくと安心です。

おりものシート

避難中は頻繁に下着を変えられないため、おりものシートをつけておくと安心です。
なかなか下着が変えられない状況でも、不快感が少ないでしょう。

生理の終わり頃にも使えますし、下着を清潔に保つためにも重宝します。

中身が見えないビニール袋

生理用品を捨てる際、中身が見えないビニール袋があると便利です。
防臭効果があるものだと、より使いやすいでしょう。

かさばるものではないので、防災バックに入れておくと安心です。

子どもがいる方が防災バックに入れてくべきもの7選!

防災グッズで本当に必要なもの持ち出し袋に入れるべきアイテム

子どもがいる方は、一般的な防災バッグの中身ではいざというときに使いにくい場合があります。
ここでは、子どもがいる家庭で準備しておくべき防災グッズを紹介します。

1.子どもの年齢に合った非常食

普段は離乳食や子どものご飯を自炊している方も、非難所では自炊ができない場合が多いです。
いざという時のために、レトルトの離乳食や子どもでも食べやすい食品をバッバッグに入れておきましょう。

離乳食の時期は生後半年〜1年程度ですが、ある程度防災バッグに入れておいて卒業のタイミングで使い切るのがおすすめです。

おすすめの子ども用の食品はこちら。

  • 缶詰・瓶詰め
  • レトルト食品
  • シリアル
  • 子ども用のお菓子
  • パックの豆乳
  • パックご飯

普段と違う生活、さらに食事も食べ慣れてないものだと、食事を食べてくれないことも考えられます。
なるべく食べ慣れた味のものを入れておくと良いでしょう。

2.使い捨ての哺乳瓶

卒乳前の子どもがいる場合は、普段使っている哺乳瓶ではなく、使い捨てのものを購入するのがおすすめです。

避難所では熱湯消毒ができず、衛生面が気になる場合も多いでしょう。
使い捨ての哺乳瓶の方が適しているといえます。

3.オムツ・おしり拭き

子ども用オムツは、多めに用意しておきましょう。
10日分よりも多めに準備しておくと、何かと重宝します。

また、おしり拭きも同様、多めに入れておくと安心です。
災害時は体を清潔に保ちにくく、子どもは慣れない環境でのストレスで体調を崩しやすいです。

おしり拭きは体を拭いたり手を拭いたりするのにも使えるため、多めに入れておくのがおすすめです。

4.防臭効果のあるビニール袋

防臭効果のある袋は、オムツを捨てる際に重宝します。
中身の見えないものを選ぶと良いでしょう。

5.おんぶ紐・抱っこ紐

災害時に子どもと移動する際に重宝します。
ベビーカーは、子どもを寝かせる場合にも使用でき重宝しますが、大きな荷物になるため、使いにくい場合も。

さっと逃げられるよう、抱っこ紐やおんぶ紐はあると重宝します。

6.搾乳機

日頃から搾乳をしている場合は、使い慣れた搾乳機を持っていきましょう。
搾乳機には手動のものと充電式のものがあり、できれば災害時は手動のものが望ましいです。

7.お気に入りのおもちゃ

避難所や周りの大人が慌てている状況で、子どもは不安を感じやすいです。
お気に入りや普段からよく使っているおもちゃを持っていくことで、安心しやすい環境を作ることができます。

小さくて持ち運びやすく、集中して遊べるものだと良いでしょう。

防災グッズで実は要らなかったもの3選!

防災グッズで本当に必要なもの持ち出し袋に入れるべきアイテム

実際の災害時、物資が多い方が安心ですが荷物が多すぎると逃げづらくなってしまいます。
ここでは、「なんとなく防災バッグに入れがちだけど、実際はあまり使わないもの」を紹介していきます。

今一度、防災バッグの中身を確認してみてくださいね。

1.ティッシュペーパー

ティッシュペーパーは、実生活でも何かと便利ですよね。
しかし、避難所での生活を考えると、トイレットペーパーの方が実用的です。

防災バッグの容量の節約にもなりますので、両方入れているならトイレットペーパーを多めに入れておきましょう。

2.ロープ

ロープは災害救助などさまざまな場面で使われますが、素人の場合はなかなか使いづらいです。
救助隊や登山などの経験がある方は役立つと思われますが、経験のない方は防災バッグに入れておくには優先度が低いでしょう。

3.マッチ&ろうそく

停電時には電気を使わずに明るさを確保できるマッチやろうそくですが、災害時は家事の危険があるため、ランタンなどが重宝されます。
さらに、避難所では火事を防ぐために個人の火の使用は禁止になっている場合があるため、活躍する場面は少ないでしょう。

まとめ

防災グッズと言っても、本当に必要なものは、家族構成や災害の種類や規模などによっても変わってきます。

できればあった方が良いもの、たとえば子どものおもちゃなども、考えればきりがありません。
まずは最低限本当に必要なものだけを早めに用意しましょう。

非常持ち出し袋は様々なアイテムがセットになったものが売られており、そういった商品を一つ買っておくと便利です。

あとは足りないものを追加で入れておくだけで、簡単に自分だけの非常持ち出し袋が作れます。
一通り用意できて、余裕があれば他にもあった方が良さそうなものを追加していくと良いと思いますよ。

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