【徹底解説】ホタテが美味しい旬の時期は年に2回⁉︎特徴や名産地を紹介!美味しい食べ方やさばき方まで

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【徹底解説】ホタテが美味しい旬の時期は年に2回⁉︎特徴や名産地を紹介!美味しい食べ方やさばき方まで 食べ物の知識

誰もが大好きな魚介・海鮮類の1つとしてあげられるのがホタテです。ホタテはそのまま刺身で食べても美味しく、焼いて食べても美味しいですよね。

こちらの記事では、ホタテが美味しい旬の時期や特徴、美味しい食べ方などを紹介していきます。是非、ホタテを食べる時の参考にしてください。

ホタテとは?特徴を紹介

ホタテは殻の長さが20cm前後の大きな二枚貝です。水深20〜30mの砂底に生息し、植物プランクトンを主食にしています。

孵化してからは4〜5年で殻の長さが15cmほどに成長します。寿命は約10年程といわれていますが、水温が20℃を超える日が長く続くとへい死してしまうこともあります。

日本では、水温が20℃以下の北海道や三陸地方などの寒い地域に生息していますが、近年では養殖が中心になっており、一年を通して美味しいホタテを楽しめるようになってきました。

ホタテが美味しい旬の時期

ホタテは天然物と養殖物の2種類があり、店頭でよく見かけるものは養殖物が多いといえます。最近では養殖の技術があがった事で1年中美味しいホタテを味わえるようになりました。

天然のホタテが美味しい旬の時期

天然のホタテが美味しい旬の時期は、夏と冬の年に2回あります。

夏は5月〜8月に旬を迎え、産卵後にプランクトンをたくさん食べて、大きく育ったホタテの肉厚な貝柱が特徴です。この時期のホタテの貝柱は太くて大きく、甘みがあって濃厚な味わいとなります。

冬の旬の時期は12月〜3月で、産卵前の卵が大きく育っているのが特徴です。卵が育っている分、貝柱は少し小さくなっており、卵を味わうのがおすすめです。ホタテの卵は美味しいお出汁がよく出るので、鍋料理や煮付けなどがおすすめです。

このようにホタテには年に2回の旬があり、そのシーズンによって特徴が変わります。ホタテを食べる時はシーズンによって食べ方を変えることをおすすめします。

ホタテの名産地TOP5!

ホタテの名産地は通年で寒い地域になり、北海道や三陸地方が主な産地となります。

  1. 北海道
  2. 青森
  3. 岩手
  4. 宮城
  5. 秋田

日本で獲れるホタテは8割以上が北海道で、次いで青森県、その他三陸地方で収穫されています。北海道の中でも、厳しい寒さのオホーツク海側や、北東部の紋別市も美味しいホタテが獲れることで有名です。

また、天然物ではなく養殖物になると、漁獲量のトップは青森県になります。

ホタテの栄養成分と効果

ホタテにはたくさんの栄養成分が含まれており、栄養値が高い食材として知られています。こちらでは、ホタテに含まれている栄養成分とその効果について紹介します。

  • タンパク質・・・・疲労回復、成長促進
  • カルシウム・・・・骨や歯を作る働き、血液凝固作用を促進
  • ビタミンB1・・・・疲労回復、神経機能を正常に保つ
  • 糖質・・・・・・・脳や体を動かすエネルギー源
  • 鉄分・・・・・・・酸素を全身に運搬する、うつ病の予防
  • リン・・・・・・・骨や歯を丈夫にする、筋肉・脳・神経の機能を正常に保つ
  • 亜鉛・・・・・・・皮膚や粘膜の健康を保つ、貧血の改善
  • タウリン・・・・・目や脳の発達を助ける、血圧を下げる
  • グリコーゲン・・・活動に必要なエネルギーを供給してくれる

上記の栄養成分がホタテには含まれています。

美味しいホタテの選び方

どうせホタテを食べるなら、やっぱり美味しくて鮮度のいいものがいいですよね。ここでは、美味しいホタテの選び方を紹介します。

美味しいホタテは鮮度が命

ホタテを買う時に注意したいのが鮮度です。鮮度の低いものはどうしても味がおちてしまうので、せっかくなら美味しいホタテを食べたいですよね。

やっぱり魚介・海鮮類は鮮度が命ということで、新鮮なホタテを選びましょう。ホタテ選びで特に気にする項目は以下の通りです。

  • 殻が綺麗で欠けていないもの
  • 殻に触れたらすぐに閉じるもの
  • 殻の口が少し開いているもの
  • 貝柱がどっしりと重みのあるもの
  • 貝柱が透明感とツヤがあるもの
  • 貝柱が盛り上がっているもの

ホタテは殻付きの場合、触れてみると口を閉じるようであれば新鮮な証拠です。逆に、殻が閉じていて触ってもなんの反応もなければ死んでいる事が多いです。

殻の口が大きく開きっぱなしのものは鮮度の低いものになるので、殻付きのホタテを選ぶ時は、殻がほんの少し開いているものが新鮮でおすすめになります。

殻がついていないホタテに関しては、貝柱の色や形を見てみましょう。貝柱に透明感とハリがあれば新鮮な証拠で、白く濁っているようなものは鮮度が低いといえるでしょう。

また、ホタテにはメスとオスがあります。卵が好きな方はメスを選ぶ必要があるので見分ける必要があるといえるでしょう。生殖巣がピンク色のものがメスで、白濁色のものがオスになります。

以上が美味しいホタテを選ぶときのポイントとなります。

ホタテのさばき方

ホタテをさばくのは簡単です。難しい技術はいっさい必要ないです。

  1. まず、軍手・ナイフ・新聞紙を準備します。
  2. ホタテは貝殻の形が上下で違うので、平な面を上側にして、膨らんでいる方の殻を下側に持ちます。
  3. 殻の隙間にナイフを入れて、下側に向かって差し込みます。ナイフではなく貝殻を動かしながら、貝柱と貝殻がくっついている部分を探し出す
  4. 貝柱と貝殻がくっついてる部分を探し出せたら、ゆっくり切り離して、貝殻を開きます。

以上がホタテのさばき方になります。

ホタテの食べてはいけない部分

ホタテには「ウロ」と呼ばれる、食べてはいけない黒い部分が存在します。こちらは、中腸腺という器官で人間で言う肝臓や胃と同じ働きをしている部分にになります。このウロには毒素が蓄積されるので基本的にはあまり食べない方がよいでしょう。

ホタテの美味しい食べ方

ホタテを美味しく食べたい時にパッと思いつく料理が出てこない!なんて事がないように、ホタテの美味しい食べ方をおさらいしておきましょう。

ホタテのバター醤油焼き

ホタテの濃厚な旨味に、バターと醤油で更に旨味アップ。ホタテの定番料理です。

ホタテをバターと一緒に焼いて、最後に醤油をたらすだけで完成です。ホタテは焼きすぎるとかたくなるので、焼きすぎには注意しましょう。

ホタテの刺身

ホタテそのものの味をふんだんに味わえるのがお刺身です。柔らかな食感とトロッとした甘味が味わえます。ホタテの甘味と旨味をわさび醤油で味わいましょう。

ホタテのカルパッチョ

ホタテの旨味を洋風アレンジで更に美味しく味わえる一品です。貝柱を薄くスライスして、オリーブオイルとレモン汁をかけます。その後にブラックペッパー、塩、ピンクペッパーをかけて出来上がり。

お好みでラディッシュやカイワレ大根などの野菜も添えましょう。ホタテの洋風アレンジで気分もハッピーになりますよ。

まとめ

こちらの記事ではホタテが美味しい旬の時期や特徴、名産地を紹介しました。ホタテには旬の時期が2回ある事や時期によって特徴が違うことがわかりましたね。

是非、ホタテを選ぶ時の参考にしてください。

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