福岡県太宰府市(だざいふし)は、古来より政治に外交、交易や文化などの要衝として栄え、また他国との玄関口として発展してきた歴史があります。そのため国際観光都市としても名高く、「大宰府政庁跡」「水城(みずき)跡」などの国特別史跡、「太宰府天満宮」「九州国立博物館」など数多くの名所旧跡があり、日々多くの人が訪れています。
また、1,300有余年前の天平の世、大宰帥(だざいのそち)大伴旅人(おおとものたびと)が催した梅花の宴の情景を描いた万葉集から元号「令和」が生まれたことにより、“令和発祥の地”としても改めて注目を集めています。
そんな太宰府市では、大伴旅人も愛でたであろう太宰府の梅を使った特産品開発などを行う「令和の都だざいふ梅プロジェクト」を実施中!
歴史文化あふれる古からの大宰府と、最新のグルメやスイーツなど最新の太宰府の魅力を融合させた「令和の都だざいふ」としてのまちづくりを進めているのだとか。
今回紹介するのは、そんな太宰府市にある国特別史跡の一つ「大宰府政庁跡」。緑豊かな公園として整備されており、市民の憩いの場としても親しまれている場所です。一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は、太宰府市自慢の観光スポット「大宰府政庁跡」の詳細や、「令和の都だざいふ梅プロジェクト」で開発されたふるさと納税返礼品について調べてみました!
太宰府市の観光スポット「大宰府政庁跡」について
・福岡県太宰府市観世音寺4丁目6-1
・アクセス:コミュニティバスまほろば号 大宰府政庁跡下車徒歩すぐ、西鉄都府楼前駅下車徒歩15分
7世紀後半から12世紀後半にかけて、九州を統括する行政機関として機能し、西の都としての役割も果たした大宰府。地理的に日本の外交と防衛の最前線、アジア大陸の窓口としても機能したことから、重要な政治の中核として中心地に政庁が建設されました。その跡地となる場所が「大宰府政庁跡」です。
国の特別史跡にも指定された「大宰府政庁跡」は、緑豊かな公園として整備され、市民の憩いの場としても親しまれています。自由に散策できる園内には、立派な礎石が残されていて、古代に存在した壮麗な建物の名残を感じることができます。
公園の入り口近くにある「大宰府展示館」では、考古資料の展示をはじめ、西の都・大宰府を紹介。大宰府跡の調査で見つかった遺構を保存・公開しており、また博多人形の「梅花の宴」ジオラマを見ることもできるそうです。
自治体からのメッセージ
ふるさと納税の返礼品には、当時の大宰帥大伴旅人も愛でたであろう梅を使った梅プロジェクトシリーズなど本市ならではの品や福岡の特産品等を数多く取り揃えています。ふるさと納税を通じて太宰府市の魅力を知っていただくだけでなく、ぜひ太宰府市にお越しいただきたいと思います。
太宰府市のふるさと納税返礼品について
太宰府の梅をブランディングし、地場みやげ産業として振興する「令和の都だざいふ梅プロジェクト」で開発された、梅の加工品やジュースなどが届く返礼品を紹介します。
令和の都だざいふ梅プロジェクト 返礼品詰合せ 6点セット
・提供事業者:株式会社高橋商店
・内容量:梅ジャム 90g×1、梅のり 90g×1、ゆずらん梅(赤) 約20~30g×1、ゆずらん梅(白) 約20~30g×1、うめのり 150g×1、うめぇたれ 120g×1
・寄附金額:1万3,000円
太宰府市産の梅を福岡県立福岡農業高校で梅干しや梅シロップに加工し、株式会社高橋商店で最終加工して作り上げている、産官学共同開発返礼品です。自慢の梅をさまざまな形で味わうことができるセットです。
太宰府梅ジュース 3種類(スタンダード、黒糖、紅茶) 各300ml
太宰府梅ジュース 3種類(スタンダード、黒糖、紅茶) 各300ml
・提供事業者:一般社団法人太宰府創生協議会
・福岡県太宰府市観世音寺1-17-3
・内容量:300ml×3本 合計:900ml(スタンダード、紅茶、黒糖)
・寄附金額:2万円
太宰府市産の梅を100%使って、丁寧に手作りした梅ジュースです。定番ながら一番人気のスタンダード味、紅茶の香りがする紅茶味、黒糖の甘みを感じる黒糖の3種類。5倍希釈で飲むのがおすすめとのことですが、炭酸水、お湯、お酒で割るなど幅広く楽しめます。
今回は福岡県太宰府市の観光スポット「大宰府政庁跡」の魅力と、梅を使ったふるさと納税返礼品を紹介しました。令和の発祥の地ともいわれ、改めて注目を浴びているスポットは、歴史を感じられるだけでなく、緑豊かな公園としてゆったりとした時間を過ごせます。地元特産の梅を使った返礼品は、ジャムやのり、たれ、ジュースなど、多彩な味わいを楽しめます。気になる方は一度チェックしてみてください。
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