茨城県常総市(じょうそうし)は水と緑に囲まれ、希少な動植物が生息するなど資源に恵まれた美しいまち。都心から約50km圏内に位置し、つくばエクスプレスや圏央道などによりアクセスが向上したそうです。
今回紹介するのは、常総市の返礼品「切り落とし西京漬けセット」。明治5年創業の「西京漬の寺田屋」が提供する、銀だらをはじめとする鮮魚の切り身で作る西京漬けのセットです。一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、「切り落とし西京漬けセット」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
常総市の返礼品「切り落とし西京漬けセット」について
・返礼品名:切落し西京漬け セット 1kg
・提供事業者:西京漬の寺田屋
・茨城県常総市大輪町910-15
・内容量:切り落とし西京漬 約200g×5パック計1kg
※切り身内容の一例:サバ、銀だら、サワラ、カラスガレイ、キングサーモン、銀しゃけ、金目など
・寄附金額:1万3000円
「切り落とし西京漬けセット」のふるさと納税の寄附金額は、1万3000円。厳選した鮮度の良い素材で作る西京漬けが5パック届く返礼品です。
切り身の貴重な切り落としを、5日間手もみ仕込みでおいしい西京漬に仕上げています。厳選した味噌など地元茨城産の素材を使った寺田屋特製の調味料に漬け込み、魚醤を加えることでなめらかな味わいを楽しめます。
総重量1kgのボリュームで届く西京漬けセット。魚の指定はできませんが、銀だらは必ず入るのだそう。200gずつを真空パックで包装しており、保存にも便利です。そのまま焼いて食べるのはもちろんのこと、おにぎりの具にしても相性抜群!
寺田屋一番人気のサバはフィーレの状態からカットしているため、脂ののったサバを味わえるのだとか。
「切り落とし西京漬けセット」がふるさと納税の返礼品になった経緯
本返礼品を提供する「西京漬の寺田屋」は魚の引き売りからスタートし、現在は水産仲卸・加工を行う企業。代々鮮魚を中心に扱っており、鮮魚の仕入れから製造、配送まで自社で一括して行っています。
魚は鮮度が命。「海のない常総市で、どうすれば鮮度を保ったまま魚をお客様の食卓にお届けすることができるか」という課題を抱えていたのだそう。
寺田代表は、京都府宇治市出身で西京みそに親しみがあったこと、また大企業で商品企画開発をしていた経験から「西京漬け」というアイデアに辿り着きました。
常総市のふるさと納税担当者によると「特製の調味料に漬け込み、魚醤を加えてなめらかに仕上げた西京漬けは、まさに常総市の名産といえる逸品です」とのこと。
「ふるさと納税は、常総市や西京漬の寺田屋を全国に知ってもらう良い機会」と事業者は考えているそうです。「市が発展すれば、事業者もさらに元気になるので、常総市に行ってみたいと思ってもらえるような魅力を発信していく取り組みをしていきたい」との想いのもと、返礼品の提供に至りました。
「切り落とし西京漬けセット」は、ふるさと納税ポータルサイトの「すべてのカテゴリー」で、週別ランキング1位を獲得した実績を持つほど人気の返礼品なのだとか!
寄附者からの反響
「とってもおいしかったです」「魚も味付けも良い」「2個ずつの個別包装で使い勝手が良かった」といった声が、常総市ふるさと納税担当者のもとに届いているそうです。
事業者の想い
3つの味(先味・中味・後味)にこだわっています。先味とは、食前の見た目(「おいしそうだなあ! 」)、中味とは、食事中(「おいしい!! 」)、後味とは、食後(「もう一回食べたい!!! 」)であり、見た目から味ととらえて、この一連の循環が大切であると考えています。この3つの味は人が創ることに徹し、作り手一人一人が一品一品丹念に真心を込めて作っています。寺田屋特製の調味料に漬け込み、5日間手もみをすることで、味にムラがなくなり上品な味わいになります。そこには、「中途半端な仕事はしない」という創業からの確かな技と心が受け継がれています。そして日々味を追求し、妥協せず、商品開発に力を注いでいます。
その成果は、2014年度からのモンドセレクション8年連続最高金賞に結びついています。また、モンドセレクションにおいて3年連続で高品質の賞を受賞した製品に贈られるインターナショナル・ハイクオリティー・トロフィーを3回贈られています。
今回は、茨城県常総市の返礼品「切り落とし西京漬けセット」を紹介しました。事業者のこだわりが詰まった西京漬けのセットです。個包装なので、食べたい分だけ使えて便利! 気になる方は一度チェックしてみてください。
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