北海道北部、日本海側の留萌(るもい)管内のほぼ中央に位置する羽幌町(はぼろちょう)は、沖合いに天売島(てうりとう)と焼尻島(やぎしりとう)の二つの島を有し、日本海に沈む夕日の美しさが魅力的なまち。
特産品では「甘えび」が日本トップクラスの水揚げ量を誇り、絶滅危惧種に指定されるオロロン鳥は日本では天売島が唯一の生息地でもあります。このため、「えびの帽子をかぶったオロロン鳥」をモチーフに、まちのイメージキャラクター「オロ坊」が誕生したのだそう。
今回紹介する返礼品は、羽幌町にある小さなカフェ&雑貨屋「イチゴシロップ」が提供する「オロ坊まんじゅう」。「オロ坊」と羽幌町をPRすべく、情熱を燃やし完成した逸品なのだとか! 一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、「オロ坊まんじゅう」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
羽幌町の返礼品「オロ坊まんじゅう」について
・返礼品名:オロ坊まんじゅう 6個セット(3種×各2個入)
・提供事業者:イチゴシロップ
・北海道苫前郡羽幌町南大通五丁目
・内容量:つぶあん 2個、クリーム 2個、ショコラクリーム 2個
・寄附金額:8000円
「オロ坊まんじゅう 6個セット」のふるさと納税の寄附金額は、8000円。羽幌町のPRキャラクター「オロ坊」を型どった、かわいいおまんじゅうが3種×2個ずつ届く返礼品です。
生地は、やさしい甘さでしっとりモチモチ! クセになる食感が楽しめ、たっぷりのあんを包んでいます。あんの種類は、つぶあん、クリーム、ショコラクリームの3種類。
一つ一つ個包装されているので、手土産や贈り物にも最適です!
「オロ坊まんじゅう」がふるさと納税返礼品になった経緯
「まちに元気を取り戻したい」という夢を抱いて「イチゴシロップ」を開業した高野さん。その夢の一つに、厳選地元食材を活用した「オロ坊まんじゅう」を作り、このまんじゅうを通じてまちをPRしたいという想いがあったそうです。
しかし、「イチゴシロップ」の主なお客さんは地元の学生のため、販売している商品はすべて安価で提供しており、「オロ坊まんじゅう」を作るための焼き台金型を制作することは大きなハードルでした。
それでも夢を諦めなかった高野さんは、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げるなど、さまざまな方法を模索した結果、夢を実現し「オロ坊まんじゅう」が完成したのだとか!
事業者の想い
私の住むまち、羽幌町はコンビニやドラッグストア、大型スーパーなどができて日々の暮らしはとても快適になる一方で、昔ながらの食料品店や生活用品店などは驚く速さで閉店していく現状です。私は、厳選地元食材を活用した「オロ坊まんじゅう」を提供し、このおまんじゅうを通じて羽幌町を知ってもらって、一人でも多くの方に羽幌町へ遊びに来ていただきたい。そしてまちに活力と潤いが生まれたら何よりも素晴らしいと思うのです。
今回は北海道羽幌町の返礼品「オロ坊まんじゅう」を紹介しました。事業者のまちへの熱い想いが込められた逸品です。見た目もかわいらしいので、贈り物にも喜ばれそう! お店では「オロ坊まんじゅう」のほか、コーヒーやクレープなども提供しているそうなので、一度お店にも訪れてみたくなりました。気になった際は、ぜひチェックしてみてください。
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