干し芋が栄養満点だと言われる理由!栄養成分表示や種類、保存方法を徹底解説

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食べ物の知識

干し芋は日本では昔ながらのおやつとしてなじみがありますよね。

身近な存在の干し芋ですが、実は栄養満点なんです。

このページでは、干し芋の栄養成分や、干し芋の種類、食べ方、保存方法などについて紹介します。

干し芋の 魅力について、改めて知ってみてくださいね。

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干し芋が栄養満点だと言われる理由

干し芋は栄養満点だと言われています。

干し芋は栄養価が高く、特に食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富な点で優れています

また、原材料がさつまいものみで、砂糖は不使用、添加物も無添加といった点も評価されています。

詳しく説明しますね。

食物繊維が豊富

干し芋の原料であるさつまいもは、食物繊維が豊富な野菜です。

そのさつまいもを加工した食品である干し芋にも、食物繊維がたっぷりと含まれています。

食物繊維は現代人には不足しがちな栄養素の一つ

おやつとして干し芋を食べれば、手軽に取ることができますよ。

ビタミンB1やビタミンC、カリウム、鉄分が豊富

同じく不足しがちな栄養である、ビタミン・ミネラルのうち、干し芋には以下の栄養素が特に豊富です。

  • ビタミンB1
  • ビタミンC
  • カリウム
  • 鉄分

ビタミンB1とは、ビタミンB群のうちの1つ。糖質の代謝をサポートする栄養素で、疲労回復にも効果があると言われています。

ビタミンCは免疫力を高めて風邪をひきにくくしたり、シミ予防など肌の美容にも効果的です。

カリウムは体の塩分を排出するのに役立つ栄養素。

鉄分は女性には不足になりがちな栄養素で、不足すると貧血になってしまいます。

砂糖不使用、添加物無添加

干し芋は江戸時代からある伝統的な保存食です。

原料はさつまいものみ。砂糖を使っておらず、さつまいも本来の甘みが凝縮されてあのおいしさを実現しています。

また保存料などの添加物も使用しないため、健康食品としても注目されています。

干し芋の栄養成分表示

干し芋100g あたりの栄養成分表示は以下の通りです。

エネルギー 277kcal
たんぱく質 3.1g
脂質 0.6g
炭水化物 71.9g(糖質65.8g、食物繊維5.9g)

日本食品標準成分表2020年版をもとに編集部が作成

干し芋は、カロリーのうち多くが糖質で、脂質はかなり少ないことが分かります。

また、意外とタンパク質も含まれているため、健康的な食品であることが分かりますね。

干し芋の種類

干し芋と言ってもさまざまな製品が売られています。
ここではどのような種類があるのか紹介していきます。

形状による分類:丸干し・切り干し

干し芋は形状により複数の種類があります。

まず、丸干しと切り干しの2つに分けられます。
「丸干し」というのは、さつまいもをそのまま干したもの。「切り干し」は切ってから干したものを指します。

「切り干し」タイプの干し芋は平たくスライスしたものが定番でしたが、最近は棒状に長細く切ったものも多く生産されています。

最近は焼き干し芋も

最近は、焼き干し芋という種類もあります。

これは干し芋のを焼いたもので、通常の干し芋よりもさらに甘みが引き出されており、柔らかく、香ばしさも感じられる干し芋です。

干し芋の食べ方と保存方法

干し芋の食べ方と保存方法についても紹介します。

干し芋の食べ方

干し芋はそのまま食べてもとても美味しいです。

特に最近の干し芋は、食べやすいよう水分が多めに含まれているものが主流なので、そのまま食べても噛みやすいですよね。

また、炙ったり焼いたりして食べると、より甘みが引き出されておいしいですよ。

トースターで3分ほど焼くと簡単に焼き干し芋が食べられます。

また、冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫で凍らせた干し芋もおいしく食べられます。

ぜひお好みの食べ方を見つけてみてください。

干し芋の保存方法

干し芋はもともと保存食として発展してきた食品です。
前述の通り、最近の干し芋は水分を多めに含んでおり、適切に保存しないとカビが生えて腐ってしまうこともあります。

※干し芋の表面にある白い粉のようなものは、さつまいもから出る糖分です。カビではないので安心してください。

開封した干し芋は、数日中に食べきるのであれば密閉して「冷蔵保存」がおすすめです。

数日中に食べきれない場合は「冷凍保存」しましょう。

冷凍保存する場合には1食分ずつラップでぴっちりと包んで、なるべく空気に触れないようにフリーザーバッグなどに二重に入れるのがおすすめです。

冷凍した干し芋はそのまま凍った状態や半解凍程度で食べてもおいしいですし、レンジで解凍してから食べてもおいしいですよ。

まとめ

干し芋は栄養満点でヘルシーな食材です。

最近は小分け包装のものなど、少しずつ食べられる商品も増えています。
食物繊維やビタミンが取れる食品としても、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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